はじめに
Lausanneに続いてDallasで人生2度目の海外生活をはじめました。海外生活も2度目となればもう慣れたものであり、万事滞りなく進むと思っていました。もちろん、大きなトラブルは無かったものの、いくつかの細々としたことはあったので、改めてここでまとめておきます。また、日本での物件探しとの違いなども整理してみようと思います。
当初一回で全部書き切ろうと思っていましたが、思っていた以上に量が増えてしまったので、前編、後編の二編構成にします。
全体の流れ
日本で賃貸物件を探す時は、身近に自分が借りたい物件のオーナーがいない限り、大手不動産検索サービス（SUUMO、HOMESなどなど）を利用して、めぼしい不動産の情報請求を出すと仲介業者から山のように電話がかかってくるものの、その物件はすでに契約済みで、、、みたいな流れになると思います。
ここDallasでも同じような流れで、大手不動産検索サービス（Zillow、Realtorなど）を使ってめぼしい物件を見つけ、内覧の申し込み、実際はその部屋は既に空いてなくて、似たような部屋を内覧して、、、契約。という流れになります。
日本とDallasで気にするべき一番の違いは、仲介業者との付き合い方です。これに関しては、以下で説明します。
不動産仲介業者
日本で賃貸物件を探す際には、不動産仲介業者何件と連絡をとっても自分が管理しきれる範囲ではなんの問題もありませんが、ここDallasでは大きな問題があります。
州法もしくはDallasだけ？詳しくは分かりませんが、一度コンタクトを取った不動産仲介業者とは、その先好みの物件を見つけて晴れて賃貸契約を結ぶか、物件探しを終えるまでの専任契約となり、他の仲介業者とコンタクトを取ることが禁止されています。
そんなことどうやって検証するの？って話はありますが、今回の私のケースのような海外からの引越しに限っては、物件探しを止めるという選択肢もそもそも無いので、「やっぱやめた」って言った瞬間にかなり怪しいですよね。
なので、今回は会社が赴任社員に対してよく紹介している不動産仲介業者とコンタクトを取り不動産を紹介してもらいました。松下不動産です。日本人の担当者もいらっしゃり、とても感じよく対応してくださいました。
また、仲介業者を利用する時に気になるのが仲介手数料ですが、日本の感覚からすると破格です。日本では、家賃の０.５〜1ヶ月が相場かと思います。私が日本を出る直前に住んでいたマンションはそこそこしてましたので、1ヶ月分て・・・。と思っていましたが、今回はたった3桁ドルで済みました。ちなみに家賃は4桁ドルなので、最初に請求書を見たときは本当に間違いかと思いました。
物件探し
物件探しは、全体の流れに書いた通りで、スタートは大手不動産検索サイトを利用することになります。参考までにURLを貼っておきます。
いずれもかなり大規模なサイトで、数え切れないほどの物件が掲載されています。この中から自分の好みにあった物件を見つけ、内覧の申し込みをすることになります。物件の検索は、場所、間取り、家賃などおよそ日本で検索するのと同じような感覚で検索が可能です。
検索に当たって、知っておいた方が良い単語や情報は以下の通りです。
- Apartment
アメリカで言うところのApartmentは日本で言うところのマンションです。なので、マンションに住みたい人はApartmentから選びましょう。
また、現地について初めて知ったことに、Apartmentという言葉が、建物全体ではなくその人の居住区画（xxx号室ってやつ）を指すということです。日本でマンションとかアパートというと、建物全体をイメージすることの方が多いと思いますので、最初の頃は話が噛み合わなくてちょっと苦労しました。
- Condo/Townhome
あまり日本だと馴染みのない住居形態ですが、イメージとしては2階建てのメゾネット式の家が横に長く繋がっている感じでしょうか。そのコミュニティ自体もゲートで閉じられていて、安心感が高いです。また、多くのケースでガレージが住居と直結されているので、家としての利便性はかなり高いと思います。
- Bath
日本でBathというと風呂だけをイメージすることが多いと思いますが、ここでは風呂＋トイレ＝Bathです。なので、不動産を検索しているとたまに1.5Bathという物件に出くわすことがありますが、これは風呂1つとトイレ2個がある間取りということを意味しています。
次回は
内覧の手配から入居当日までを振り返ります。