はじめに
赴任してして1ヶ月後ぐらいの8月末に人生で初めての車を買いましたので、今回はその流れに関して振り返って見たいと思います。
私自身は日本では山手線沿線に住んでいたこともあり、この先も車を買うことはないだろうなぁと思っていたのですが、さすがにDallasで車なしで生活できるわけはなく、仕方なく車を買うことにしました。
個人的には車はかけるコストの割に得られるリターンが少ない&使っていない時間の方が多いので、消費〜浪費に近い買い物だと思っているのですが、この辺のお金の使い方に関しては今後何処かのタイミングで書くことにします。
車を買う手順
車を買う手順ですが、これ自体は何てことなく、恐らく日本で買うのと同じ流れだと思います。指名買いの場合はそのままディーラーへ行けばいいし、色々と比較して検討したい場合はGoogle先生に尋ねれば五万という候補を提示してくれます。
大まかな流れはこんな感じです。
- 車を探す
- 販売店で試乗する
- 気に入ったら契約
- 乗って帰る
各々、こんな感じでタスクを進めます。
タスク | タスクの説明 |
---|---|
探す | 新車、中古車限らずCarGurusやKBBなどを検索すればもうやめてくれってほど車を紹介してくれます。中古車が良ければCarMaxが規模が大きくいろんな人が使っているようです。 |
乗る | 気に入った車が見つかったら、販売店に連絡して試乗のアポイントメントを入れましょう。実際に乗ってみると思ったような感じじゃなかったってこともあるようです。もちろん、免許は持参しましょう。 |
買う | 実際に乗ってみて、その車が自分の思った通りの感じで、その金額を出してもいいなと思えるようでしたら契約してしまいましょう。サインしてお金を払えば晴れてオーナーになれます。 |
帰る | 支払いも終えたらあなたはすでにオーナーです。大きな顔で愛車を運転して家まで帰りましょう。もちろん、安全運転で。 |
私のケース
私のケースはというと、だいたい上の通りの流れでした。ただ、クルマ探しをして、試乗をしてみて購入に至るまでに行くつかの気づきがあったので、記録しておきます。
新車か中古車か問題
赴任前、また赴任後も車を探している段階では車なんて所詮消費(それ自体がキャッシュを生まない)でしかないので、中古の安いもので良いやと思っていました。そのスタンスでいくつか車をピックアップして、ディーラーと話をして試乗の段取りを立てたのですが、残念ながら中古車は乗った瞬間に買うのをやめました。
中古車なので当たり前といえば当たり前のことなのかもしれませんが、やっぱり汚いんです。そして、意外に値段が落ちてないんです。汚いのはたまたまその玉がそうだっただけなのかもしれませんが、アメリカで生活をしている人が、車を売る前に車内を清掃するとも思えず、きっとこんなもんなんだろうなと思うと、走行距離を勘案しても何だか高いなと思いました。何というか、愛着を持てなさそうだなと思いました。
なので私は新車を買いました。
乗って見たらやっぱりこっちの方が良いけどちょっと高い問題
これはもはやメーカー及びディーラーの販売戦略でしかないと思うのですが、もともと買おうと思っていたAという車種と、その上位車種のBでやっぱり悩みました。
その車自体はAからEぐらいまで、色々なオプション?カスタム?で構成されているのですが、誰にもわかる一番大きな違いはAとBの間にありました。Aは少し丸みを帯びたデザインで、どちらかというと女性的な感じ、B〜Eは直線を基調としたパッキリしたデザインでこれはどちらともつかず。また、性能は知りませんがサイズやカラー展開も異なります。
もともと車は消費でしかないと思っていたので、いわゆるGood enoughで十分だと思っていたのですが、どうもBが欲しいと思っている自分に気が付いてしまいました。この先家族も合流するし、そもそも周囲を見渡しても半分ぐらいがPick Up TruckのDallasで小さい車運転して事故ったらなぁ〜とか、消費でしかないとは決して言え安い買い物ではないので、愛着を持ってちゃんとメンテナンスして、しっかり乗りたいよなぁ〜とか。
結局、一週間ぐらい悩んだ結果、Cを買ってしまいました。
ハマったこと
さて、一番重要なのは私がハマったことやハマりそうだったことだと思いますので、ここに整理しておきます。誰かのお役に立てば幸いです。
SSNがまだ無かった!
アメリカでは個人の消費活動の全てがSSN(Social Security Number)を中心に回っていると言っても過言ではないと渡米2ヶ月の私は思っています。銀行口座然り、証券口座然り、給与の支払い然りです。よって、SSNがないと車が買えません。買えないんです。お金があっても売ってくれません。私はそれで二週間お預けを食らいました。
それ以外の方法としてはTAXIDでもいけるみたいなのですが、給与をもらっていない人がTAXを払っているわけないので、これは私のケースでは使えませんでした。
どうやって一人で車を買いに行く?
車を買いに車で言ってしまったら、元の車どうするの?って言う、あまりにも当たり前すぎる問題もあります。
車を買うまではレンタカーだったのですが、レンタカーは自分しか運転しない前提でレンタルしているので、誰かにお願いすることもできません。ディーラーのおじさんは俺が返してきてやるよって言ってましたが、そもそもそれを信じて良いのか?問題もあります。
車を運転できる家族がいれば一緒に行けば良いのですが、生憎妻は日本で出産中でして・・・・。
結局RideshareのLyftで行きました。
小切手が切れない?
これが一番ヒヤッとしたことです。車はカードじゃ買えないことは知っていたので、銀行口座を開設した際に渡されたチェックを持参して、いざ支払いとなったタイミングで颯爽とそれを出したら一言、「テンポラリーチェックじゃ車は買えないんだ・・・。」
OMG!!!!!!!!
なんてこったですよ。
お気に入りの車を選んで、契約書にサインして後は支払いをするだけなのに、「明日もう一回きてもらうことになる。」とか言われました。
そんなこと誰も教えてくれなかったし、そもそもそんな無駄なことでまた一往復したくないので、ダメ元でこれでどうだ?って言って出したのがDebit Cardです。
日本ではあまり馴染みがないものですが、私のいたスイスとアメリカでは普通に使えます。要は、その場での支払いに銀行口座からお金を引き落とせるカードです。即決済なので無い袖はどう足掻いても一ミリも振る事が出来ない素晴らしいカードです。「車買うって銀行に話したか?」と聞かれ、「そんなの必要なの?良いからやってみてくれ!」ととりあえずやってもらい、見事決済されました!!
まとめ
- やっぱりSSNは重要なので早く取るに越したことはない
- 車はカードじゃ買えないけど、テンポラリーチェックでも買えない
- 銀行口座を開設したらちゃんとチェックを切れるようにしておきましょう(いまだに切れませんが・・・)
- 車はDebit Cardでも買えました