自動引き落としの設定

はじめに


日本で生活していると各種利用料金(家賃から光熱費、携帯電話、クレジットカードなど)の支払いは毎月決められた日に自動引き落としの設定がされるのがごく一般的だと思います。もちろん、公共料金などは請求書を郵便で受け取ってコンビニ払いなどもできたはずですが、そんなことのためにコンビニに行くのも面倒くさいですし、そうこうしているうちに滞納をしてしまうと言うこともまぁ、あるかとは思います。もちろん、あっちゃいけないのですが・・・。

今回は、この自動引き落としに関して記録しておきたいと思います。何でか?って、それはもちろん自分でハマったことだからです。

アメリカでは自動支払い(Auto Pay)


国民性の違いなのか、文化の違いなのか、何によるものかはわかりませんが、ここアメリカでは自動引き落としとは言わずに、自動支払い(Auto Pay)と言います。これは完全なる個人の想像ですが、自由と民主主義を愛するアメリカではあくまでも主権は個人にあると言うことなのかもしれないと思います。

つまり、日本にある自動引き落としは、サービスを提供する企業側がとある日にとある額を企業の都合で利用者の口座から引き落とす。そこに、利用者側の意思は関係なく、口座にキャッシュがあれば否応無しに持って行かれますし、なければ持って行かれません。たまにそのための手数料を利用者に払わせるなんて横暴なサービスを提供する会社も中にはあります。

一方で、アメリカではAuto Pay、直訳すると自動「支払い」です。つまり、支払うか支払わないかは利用者次第という感じが受け取れます。もちろん、払わなかったらそれなりのペナルティーもつくのですが、それでもその意思決定は利用者個人がします。この辺りの権利と責任がちゃんと相対しているあたりが個人的にはこの国の好きなところだったりします。

何があったのか


一体、今回は何があったのか?という話ですが、まぁ、大した話では無いものの場合によってはアメリカでの生活で支障を来たしかねない重大なことに発展する可能性もあるので、自戒の念を込めて書いておくと、家賃とInternetプロバイダー利用料を期日までに払えなかったということです。

各々の事情はこんな感じです

家賃

入居の契約の際に、Specialとして8Weeks Freeが付いていました。当初、これってきっかり8週間なのか、ザクっと丸めて2ヶ月なのかどっちなんだろう?と思った記憶はあるのですが、大した話じゃ無いし、まいっか!と思って、日々の仕事と生活の立ち上げに忙殺されていました。

ある日仕事を終えて家に帰ると玄関の扉に一通の紙が挟まっていました。以前もどうやったのかはわかりませんが、中華料理屋のチラシが挟まっていたりもしたので、まぁ、そんなもんだろうと思い、ピックアップして部屋に入ると、その紙には部屋番号が書いてあったので、なんだろう?と思い、中を見ると家賃払ってくれと書いてありました。

あれれっ?今月までFreeじゃなかったっけ?と思い、Apartmentのポータルサイトにログインして、自分のBillingを見るとほんの$100ぐらいBalanceがあることが記されていました。そりゃもう、俄然払っちゃいますし同時にAuto Payの設定をしておきました。2日ぐらいの滞納なんだけど、これで信用なくしてなきゃいいなぁ・・・。と思った次第です。

Internet

さて、続いてインターネットです。結論を先に書くと、こちらは1ヶ月分の支払いとAuto Payの設定を完全に忘れていました。

インターネット自体は9月に開通したので、9月分の請求には手続きにかかった費用と9月分の利用料の請求書が9月に来て、ずーっとカウンターの上に置いてあったのですが、何がどう転んだのかは全くわかりませんが、とりあえず払わなければならないということがすっかり頭の中から抜け落ち、完全に無視していました。むしろそのBilling Statementを免許取得時のProof of Livingに使えるんじゃね?ぐらいに考えてました。

で、10月になり改めて10月分の請求書が来たのを見て、

あれ?

あれれ??

あれれれれれ???

なんか、9月分払ってないことになってない?そいえば、確かに払ってない気がする。というか、カウンターに同じようなものがもう一通ある!ということに気づき、その場で即座に2ヶ月分の支払いをし、Auto Payの設定をしました。

やっちまった・・・・。

Auto Payにしているもの

というわけで、引越したては色々なことが重なり、必要な料金の支払いを飛ばしてしまうリスクが高い時期ではあるので、できるだけ早いうちにAuto Payの設定をして支払い漏れを起こさないようにしましょう。クレジットカードでこれをやると確実にクレジットスコアが落ちるので本当に気をつけましょう。

何かの参考までに、私がAuto Payにしているものの一覧と、場合によっては一般的にすることが多いのでは?と思われるものを一覧にしておきます。

項目コメント
家賃日本だと確実に引き落としですが、ここでは自分で支払うものです。忘れがちなので、積極的にAuto Payの設定をしましょう
住宅ローン私は賃貸なのでもちろん住宅ローンは無いのですが、もし家を買ってアメリカでローンを組むようであれば、もちろんローンの支払いも自動引き落としではなく自分で払うもののはずですので、積極的にAuto Payの設定をしましょう。
Credit Card住宅ローンと合わせて二大巨頭だと思います。Credit Cardの支払いももちろん自動引き落としではなくて、自分で支払う必要があります。これを漏らすと大変なことになりますので、確実にAuto Payの設定をしましょう。私は不安すぎて、Auto Payの設定をしているにも関わらず、月に2回ぐらい支払いをして月末にはBalanceを0にしています。
光熱費電気、ガス(はあまり無いですかね)、水道などのライフラインは日本では確実に自動引き落としですので、忘れずにAuto Payの設定をしましょう。私はこれらはまとめてCredit Card払いにしてあります
通信費電話、携帯電話、Internet、CATVなどが対象に入りますでしょうか。いずれも支払いを滞らせると止まりますので、契約したらすぐにAuto Payの設定をしましょう。こちらも私は全てCredit Cardで支払いの設定をしています
保険私のケースでは、Apartmentを借りるときに借主が入らなければならない保険(日本で言うところの火災保険みたいなものでしょうか)と車の保険があります。どちらもCredit Card払いに設定しました。
その他人によっては、ジムの会費やAmazon Prime、SpotifyなどのSubscriptionもあるかと思います。Onlineベースのサービスは基本Credit Card決済なので大丈夫だと思いますが、ジムの会費など私は入会していないのでわかりませんが、もしかしたらAuto Payの設定を個人でする必要があるかもしれませんね。

まとめ


  • 日本で言うところの自動引き落としはアメリカではAuto Payと言う
  • Auto Payの設定は個人でしなければならないので、支払い漏れが発生しないように気をつけましょう
  • クレジットスコア(FISCO Score)に影響するものは確実に遅滞なく支払いをしましょう。詳細不明ですが、きっとカードの支払いとローンの支払いだと思います。
  • 個人的にはバラバラと個別に支払うのではなく、全部クレジットカードにまとめて一括で支払うことをお勧めします

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA