Guiding Principles 2nd half

はじめに

この投稿では、Guiding Principlesクラスの振り返りをまとめていきます。このクラスは八週間のクラスなのですが、間にクリスマス休暇が含まれるので、全部で7回です。

この投稿には、後半4回分をまとめます。

Session4 2022/1/3

構成

講師:Sara Arbel
メンバー:5人(自分含む)

サマリー

パンデミック化における「人と人とのつながり」に関して、ディスカッション。People grow from connectionと言う考えが根底にあり、自分が相対するClientとも人と人との信頼関係を醸成することが、よりよいコーチングにつながるというもの。

とくに、ConnectionとNetworkは明確に違い、Networkは1-nまたは、n-mのつながり全体のことを指し、Connectionと言うのは、CoachとClientつまり、1-1の関係性のことを指し、故に、Coachとして今この瞬間、Clientにどう対峙するか?と言うのがとても重要だという話。

気づき

Covid-19のパンデミック化で、ほとんどのことがOnlineで行われるようになり、他の生徒も、その変化を肌で体感している。言語学の先生をやっているクラスメートなどは、クラスがオンラインになることで、今まで以上に、生徒との関係性を構築することに、力を入れないといけない状態になったと言っていた。

特に、「分かったかどうかを聞くだけ」だと、実際に分かったかどうかを図ることは出来ず、「理解したかどうかを確認する質問が必要になった。」と言う点は、職業柄だなと思った。

このクラスでは、Pandemic下での自分のConnectionの変化として、毎週末に、良心とZoomをする様になったことを伝えた。簡単に日本に帰れない状況で、両親と娘が関係性を気づけるように、親としてできる限りのことをやっている。と言った具合ではあるが。

また、Facebookなどの話を出し、近況を「知っている」状況ができることで、人と人とのつながりが、より希薄になっている。みたいな話をしていて、確かにな。と思った。生活の一部を知っていることで、知った気になってしまっているけど、それはごく一部でしかなく、実際に顔を見て、話をすることで、初めて共有できる話もある。

当たり前だけど、この当たり前が最近はおざなりになっているところも。

Session5 2022/1/10

構成

講師:Sara Arbel
メンバー:5人(自分含む)

サマリー

前回のクラスの後の宿題になった、最近連絡を取っていない人とZoomでFace to Faceで会話をし、その結果をクラスで共有する。また、クラスでは、Mock Coachingとして、一人の生徒の問題に対するCoachingをたの4人でする機会が与えられた。

このMock Coachingはとても考えさせられるものだった。このクラスでは、コーチングのアプローチは、Inquisitive Listening から始まり、信頼関係を構築し、問題本質を探っていくというものと言われていたが、まさにこれがはまるシーンを目の当たりにして、ちょっと興奮した。

気づき

Chrisの提起した問題「娘の家探しを手伝いたいけど、どうしたらいいのか分からない。」に対して、みんなで二つずつ質問をし、それに対して、Chrisが回答。その結果に対して、Chrisに対して次のアクションを提案するという流れだった。

最初に質問に関して、どうしてもその問題を解決するための質問を投げかけてしまうのは、未熟なコーチとしては仕方のないことかもしれないが、Bryanの投げかけた、質問が全体の流れを大きく変えた。

具体的な言葉は忘れてしまったが、Chrisが問題だと思うことのフレームワークを問う質問だったと思う。その結果、実はChrisは過去に娘さんに過剰に干渉し、彼女が超えて欲しくない線を踏み越えてしまったことがあったらしく、その後、関係性に少し境界を感じているということ。

これに対して、自分を含む他のクラスメイトが提案で来た具体的なNext StepはBryanの「どう支援して欲しいのか彼女に聞いてみたらいい。」と言うのと、自分の「彼女に対して、自分が思っていることを伝えたらいい。自分は、支援したいと思っているけど、以前のことがあって、どの程度支援したらいいのか分からない。なので、あなたのスペースに踏み込んでしまった場合には、それを教えて欲しい。」と事前に伝えればいいのでは?と提案。

この二つは、Chrisにとっても「その手があったか!」と言った感じで、会心の手と認識されたようで、彼の顔がとても晴れやかになったのを覚えている。

Class Project

このクラスは8回クラスで、他のクラストはちょっと違うのですが、個人ごとのClass Projectがあるという点も大きく違います。

Projectのテーマは幾つかあり、その中から一つを選ぶのですが、中でうってつけの物があったので、私は以下のものにしました。

Keep a journal of your class experience each week, noting the following: what excited, inspired, provoked or bothered you, what new awareness you had, what new connections you made between the different ideas put forth in the class discussion, what connections you made between the class discussion and other areas of your work or life, what shifts you made, and what you want to implement in your coaching.

Class Project #4

分解するとこんな感じですね。

毎週、クラスの記録を取って、以下の点を記載すること。

興奮したこと、インスパイアされたこと、思考を刺激されたり、逆につまらないと思ったこと。新たな気づき、クラスでの議論の中で新たに気づいた別々のアイデアの間の関係性、自分自身の行動を変革したもの、自分自身のコーチングセッションに生かしたいもの。

と言うことで、このあたりのことをまとめて、クラスで発表することになりそうです。

毎週、クラスの記録をBlogに纏めているので、Journalを取ることは問題にはなりません。これを振り返って、レポート仕立てにすればいいのです。でもって、このCoaching Foundationを通じて、私が学んだことと言う観点で、これをまとめると、以下の通りになります。

  1. まずは、People have something in commonです。最初は、分かりやすいところで、例えば視覚的な情報とかで、人は相手を判断し、この人は敵か味方かを判断しがちだが、People who don’t have something in common have somethin common internallyということ。いろいろな問いを立てていくと、実は共通項が多くあったりし、それによって、相手の警戒感を解き、Connectionを確立していくことができるということ。

  2. 次に、問題の構造を探るということ。これは、Chrisのケースでも、以前の別のクラスであった、Wisdomのケースでもあったが、Clientが「解消したい問題」と言うものは本当の問題では無く、それを問題にする構造がその裏にあるはずで、そこにアプローチすることが、コーチングの始まりだということ。

  3. 上記二つを認知する前は、コーチングセッションとはどんなものなんか?と言うのが、具体的なイメージとして自分の中にも湧いていなかったというのが正直なところですが、一つのフレームワークとして見えてきた気がします。1) クライアントの解消したい課題、2) それを課題とする根本的な構造、3) その構造を解消するためのコーチングのアプローチ(Coaching Agreement)、4) このセッションの終了時にどこまでを期待するのかのマイルストーンの設定、5) Clientからのコーチングセッションに関するFeedbackの獲得

ですね。これをこの先自分のコーチングのフレームワークとして利用し、Feedbackを受けながら、Refineしてより良いものにしていきたいと思います。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA