子供一人なんて余裕すぎる・・・?

最近、訳あって妻が娘だけを連れて実家に帰省したのですが、その際に、息子一人の面倒を見ればいいだけなら、家事も含めてかなり余裕があるなと思ったので、記録しておこうと思います。

これは、割と教育方針というか、子育ての方針によるのだと思いますが、私は基本的に、子供は暇だったら、放っておけば勝手に何か面白いものを見つけて、工夫して遊び出す生き物だと思っています。

大人から見たら、退屈してそうで、何か退屈を埋めてあげなければならないのかも?と思うようなその時ですら、大人が何かすることなく、放っておくことが重要だと考えています。

この時に意識しているのが、TVや動画など、ただ受け身になって、コンテンツを消化するだけのアクティビティだけは禁止するということです。ドラマだろうが、映画だろうが、アニメだろうが、とにかくこれは禁止です。

その代わり、本を読んでも、塗り絵をしても、折り紙をしても、家の中を走り回っても、家で縄跳をしても、自分および周囲の家族に危険が伴わなければ、多少のことは大目に見ています。

これをすると何が良いかというと、まず、子供がその時にハマっているものが何かがすぐにわかります。また、何かをするのに大人の助けが必要なことがあると、自発的に支援を求めるようになるので、自己を主張することができるようになります。

そして、今そこにあるものを使って、どうしたらより楽しくなれるか?を考えるようになるので、1+1を2にも3にもできるようになり、幾つにするかは自分次第だということがわかるようになります。

この辺りを狙って、私はあまり子供の時間の隙間を埋めないようにしています。

その成果あってか、二人の子供は私と三人でお留守番になったとしても、私と一緒に何かをすることを求めるでもなく、TVなどをつけることを求めるわけでもなく、部屋にあるおもちゃを持ち出して、思い思いに遊んでいます。

妻の場合は、こうはいかないようなので、ちょっと不思議ではあります。

ということで、子供一人を預けられても、ほとんど手がかからないため、家のことがとても捗ります。炊事はあまりやらないようにしているのですが、最低限の炊事、掃除、洗濯をしてもお釣りが来るぐらいには、時間が余るような状態にはなりました。

これは、娘が生まれて、今の息子と同じ年齢ぐらいの時には考えられなかった心理的余裕なので、私自身も二人目の子育てということもあり、慣れの影響も大きいだろうと思います。

  • 久々に息子だけとお留守番をする機会に恵まれたので、感じたことをメモしておきました。
  • 子供の隙間時間を積極的に埋めようとしないことが、結果、子供の自立を促すことにつながるのではないかと思っています。

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