資産形成の主軸が株式から不動産に変わって行く予感。

このブログでは、私の資産形成のことをだいぶ赤裸々に綴って来ました。アメリカから帰国するまでは、株式が主軸で、その後、以前から興味があった不動産に手を出し始めたというのが概略です。

この主軸が変わる予感がするので、メモしておこうと思います。

金融機関に勤めていらっしゃる方ならわかると思いますが、基本的に個別銘柄は買えないか、買うにあたって、社内での手続きなどがあるため、とてもめんどくさいことになっていると思います。

私の現職もご多分に漏れず、個別株式の投資はめんどくさくてやる気がおきません。ただし、その状況においても、唯一購入できるのが、自社の持ち株会を通じての自社の株式でした。

奨励金もあり、定額積立を自動でやってくれて、かつ、配当も自動で再投資してくれるので、とても便利で入社以来ひたすら満額積み立てて来ました。おかげで、最近の株高もあり、かなりのサイズになりました。また、アメリカにいた頃はアメリカにいた頃で、米国株式投資にかかる為替リスクがなかったため、気軽に米国ETFを定期的に買い付けることができました。

これらの投資活動は、所属組織のルール内で特に申告もなく、自由にできたのでとても重宝していました。

移籍先の企業は、現職と同じく株式等有価証券の買付は制限されているとともに、株式公開していないため、持株会のようなものはなく、ひたすら個人で何らかの形で資産形成をすることになります。詳細は移籍完了してから調べてみようと思います。

では、そんな中、何を資産形成の主軸に据えるのかと考えると、やはり、不動産になるのではないかと思います。

その理由幾つかあると思いますが、一番大きいのはやはり、社内の手続きが不要という点かと思います。

この先、私の年収がどのように推移して行くのかは分かりませんが、仮に向こう10年、今の水準で推移していったとした場合、これまで全力持株会に振り分けていたキャッシュがそのまま行き先を失うと考えると、数年単位で割とまとまったお金ができることになります。

このお金をそのまま預金としておいておくつもりはさらさらなく、おそらくアメリカの口座に移動してアメリカでETFを買い付けるか、日本で不動産を買うための頭金にするかのどちらかの選択肢になると思います。

ドル転に関しては、今の為替だと全然やる気も起きず、110円ぐらいまでくることがあったら、まとめてしようかと思うものの、いつになることやら???という状況で、特に急ぐ状況にないということが、なおさら米国株式投資から私を遠ざけるため、結局のところ、消去法的に不動産になってしまう気がします。

ここまでのところ、私が購入対象とするような不動産で、投資家が期待する最低表面利回りは4%程度なのですが、これは、借入の利率やインフレ率、株式市場の成長率などと比較した際に、みんなの思うこれぐらいの利率であれば。という数字と考えられます。

別途記載した通り、インフレの開始を受け、住宅ローン金利も離陸し始め、もちろん、不動産投資ローン金利も上昇するだろうと思います。そうなった時、投資家の考える期待利回りは、4%から少なくともローン金利の上昇分は上昇すると見込まれるため、これが、4.1%、4.2%などと上昇して行くことが見込まれます。表面利率の上昇が意味することは、物件価格の下落なので、不動産投資としては、手元資金さえあれば、投資がしやすい状況になることを意味しています。

この状況は、上記の通り、持株会への投資分がまるっと残っている私にとっては、株を買うでもなく、おそらく不動産に振り向ける方が投資効率が上がると思えるので、すぐにではないものの、徐々に投資の主軸は株式から不動産に移って行くのだろうという見立てがつきます。

  • 市況の変化、自分の置かれている環境の変化をきっかけに、資産形成の主軸が株式から、不動産へ移りそうな気がするので、これに関してまとめておきました。
  • 昨年不動産投資を開始したのは、全くもって偶然だったのですが、こう見ると、過去の決断は確実に、今を経由して未来へつながっているのだなと改めて思います。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA