2024年はどんな年だったか?を年初の記録から振り返る。

はじめに

一年の抱負と言うとちょっと大げさですが、今年一年をどんな年にしようかと言う、大まかな方向を持っておいた方が、有意義に時間を過ごせるという点に関しては、あまり異論も出ないと思います。

同様に、自分で設定した方向性に対して、自分がどれだけ上手く進めたかどうかを振り返ることは、次の1年、ひいてはその先の人生の方向性を定めるためには、同じく重要なことに異論もないと思いますので、ここに、今年一年の振り返りをしておこうと思います。

年初の記録はこちら

役割の整理

人間誰しも、複数のコミュニティーに所属しており、そのコミュニティの数だけの顔があると考えると、それはつまり、それだけの役割があるということで、まずは、改めて、私の担う役割を整理しておこうと思います。

プライベートでの役割

  1. 妻にとっての夫
  2. 娘にとっての父親
  3. 両親にとっての息子
  4. どの関係からも切り離された個人

社会人としての役割

  1. 日本での所属先での社員

役割毎の方向性

各々の役割に対して、今年の成果はこんな感じになりました。

プライベートでの役割

  1. 妻にとっての夫

    家族を構成するための最小限の単位であり、私の人生で両親に勝るとも劣らない、最大の協力者たる妻にとって、同じく最大の協力者たる夫となれるように、今年も精進します。

    2023年半ばから、職場復帰を果たした妻は、現在は働き方をセーブしているものの、来年度からは職場に完全復帰することを決断した様です。

    正直に言うと、このペースでの妻の職場への完全復帰は、私が思っていたよりもだいぶ早いペースだったのですが、おそらくこのタイミングを逃すと、フルで復帰することは難しくなるだろうと言う予測も経つので、個人的には歓迎しています。

    一方で、妻の復帰に合わせて、妻が家を開けるタイミングも増えるため、その間、私が家庭で果たす役割が、今まで以上に重要になってきます。これに関しては、今まで通り、妻のいるいないに関係なく、できる限りの努力はしつつ、両親を中心とした周囲の支援を仰ぎつつ、子供たちが不自由することなく成長できる様に、ケアしていこうと思います。


    というのが一つ目の目標でした。

    妻は、予定通り仕事に対してフルで復帰する選択をとり、今年の年度はじめより有休や両親のサポートを得つつも、原則フルタイムでここまで働いてきています。復帰した当時は仕事のペースを掴むのにかなり大変そうでしたが、それでも、自身でもこのタイミングでフルで復帰しておいて良かったと言える程度には、仕事の勘も取り戻してきているようで、その活動自体は十分な成果を残せたとおもいます。

    また、これを支える立場の私は、もちろん、色々と不慣れなところもあり、当初はかなりギクシャクしたところもありましたが、それに合わせて子供も確実に成長してくれるので、仕事と家庭の両睨みの状態になっているものの、なんとかバランスを保ちながら、乗り越えられたかなと思います。

  2. 子供にとっての父親

    娘に関しては、何かを学ぶことに対する意欲が湧いてきた様で、まずは、幼児用のZ会を初めて見ることにしました。

    私が中学生の時に挫折したZ会を娘に勧めるのはなかなか難しい気もしますが、それでも、娘が興味を失うまでは、親子で一緒に取り組み、娘の知りたい意欲を満たすサポートができればと思います。

    願わくば、娘が自走できるまではZ会を使って学習の支援をしつつ、娘が世の中のことが解ってきて、本気で勉強をしないとならないとなった時に、十分な準備ができている様にできれば満点かなと思いますが、結果はこれから数年後でしょうか。楽しみにしていようと思います。

    息子に関しては、色々と世の中のことに興味を持ってきたみたいなので、彼の好奇心を満たせる様に、引き続きサポートしていきたいと思います。

    男の子の1歳半から2歳半ぐらいと言うと、だいぶ体も動かせる様になり、自分の行きたいところへ行って、やりたいことができる様になる一方で、危険も付き纏う様になってくるので、その辺りにも注意しつつ、できるだけ長い時間、一緒に遊ぼうと思います。

    男の子ということで、娘の時とは違った成長があるのかもしれませんが、基本的なところでは大きくは変わらないものと思います。よく寝て、よく食べて、よく遊んで、すくすくと育ってくれることを願っております。

    二人の子供に対しては、サポーターであるという基本的な立ち位置は変わらず、姉弟の関係性において、何か問題になることが発生するようであれば、一緒に対処方法を考えていこうと思います。


    まず、娘の教育に関してですが、何とか幼児用のZ会を1年間通してやり切ることができました。もちろん、親がペースメーカーとなって、毎月の提出物の管理をしないとならないのですが、それでも、やり切ったこと自体は評価に値すると思います。

    また、Z会を試してみて良かったと思うのは、娘がどういったことにその時に興味を持っているのかが、とてもよくわかった点かと思います。教材を全部やるのは流石にしんどいので、できなかったとしても最悪いいかなと思っているので、本人がやりたいところから好きなようにやらせてはいるのですが、それが返って、娘の興味、関心を理解するのに役立っているところがあります。

    息子に関しては、娘との歳がさほど離れていないこともあり、言語能力を中心とした周りの人とのコミュニケーション能力に大きな進歩がみられました。2歳当時の娘では想像できなかったほどに、上手におしゃべりをし、保育園ではお友達や先生とちゃんとコミュニケーションをとっているようで、親としても驚いています。

    親の役割としては、よく寝て、よく食べて、よく遊んでスクスクと成長してくれることをサポートすることになるのですが、これに関しても概ね達成できているものと思います。妻がフルで仕事に復帰したことで、必然的に二人は私と過ごす時間が増えているのですが、それでも、二人には大きな不自由は感じさせない程度には、色々とサポートできているのではないかと思います。

  3. 両親にとっての息子

    これは、私の家族が両親の隣で生活をすることで、かなりの部分、両親の支援をできているだろうと思いますが、一方で、近すぎることで、今までは気にならない様なことが目につく様にもなってきました。

    本来の目的を忘れることなく、両親が幸せな老後を過ごせる様に、色々と支援していきたいと思います。


    ここに関しては、色々と仕掛けを考えて、やってみているところではありますが、たまにやりすぎたり、やらなさすぎたりで、いまいち距離感の掴みお方がわからないなというのが、今年一番感じたところです。

    個人的には、私の両親と、子供の時間は可能な限り作ってあげたいと思うのですが、両親も歳をとってきて、かなり体力も落ちてきているので、子供をべったりさせると向こうの生活のペースも乱れてしまい、うまくいかないことが今年わかったので、もう少し適切な距離感はどこなのかを引き続き探っていく必要があると思います。

社会人としての役割

  1. 日本での所属先での社員

    こちらは、明確に次のステージに行くことを求められています。そのタイミングがいつかはわかりませんが、機会があるのであれば、喜んでそれを掴みに行き、淡々と成果を積み重ねていこうと思います。

    願わくば、妻の職場完全復帰とタイミングが半年ぐらいずれてくれると嬉しいのですが、こればっかりはわからないので、その時が来るのをまっていようと思います。


    今年、一番大きな動きがあったのは、これに関してかと思います。

    いくつかの投稿で記載しましたが、今年転職をしました。新卒入社以来およそ20年程度勤めた組織を離れ、新しい組織で働くこととしました。決断に至るまでの背景などは、別のポストに書いてありますが、個人的には人生のハイライトに近いところにあるかなと思います。何はともあれ、新しい組織でもバリバリ働いて、しっかり成果を作って、どんどん上を目指していこうと思います。

どの関係からも切り離された個人としての方向性

私個人としては、今年は、以下の3点を中心に考えていた様ですが、どうだったのでしょうか?

  1. 健康

    コリン性蕁麻疹は治ったものの、帰国後運動習慣を定着させることができずに、ついに、公式にメタボ認定されてしまいました。よって、まずはこの汚名を返上すべく、体脂肪の減少を通じての腹囲の低下を実現したいと思います。

    目標は、体脂肪率15%、腹囲80cmぐらいでしょうか?

    色々と個人でできることも有ると思いますが、結局、有る程度の強制力が働かないと、継続的にトレーニングをすることは難しいと思うので、やはりジム通いを再開しようと思います。

    具体的には、渡米前に通っていたファンクショナルトレーニングジムへの再入会という形で、これを実現し、上記の目標達成に向けて活動していこうと思います。


    これに関しては、宣言通り年初からファンクショナルトレーニングジムに通い、健保のプログラムも利用したことで、着実に減量を成功させることができました。今年の人間ドックでは、体脂肪率15%程度、腹囲78cm程度、体重78kgぐらいだったと思います。

    この投稿を書いている12月現在でも、多少の戻りはあるものの、大きな差はない状態で、維持できているので、もう少し落としたいなと思いつつ、今ぐらいの状態が維持できていれば、健康面では問題はないかなと思います。

  2. 時間

    昨年、日本への帰国後、社内外を含めて、いろいろなオプションを探ってきました。結果、社内のポジションは社外と比較しても、さほど悪いポジションではなく、ともすれば、ベストなオプションの可能性すらあるため、そろそろ、この活動は一区切りをつけようと思っています。

    一方で、自分自身に対するインプットとしては、昨年開始した不動産投資の知識が、扱う金額の割には足りていないところが有ると思うので、この辺りを強化していこうと思います。

    具体的に言うと、税務に関する知識と、この先自分がどのエリアのどういった物件をどの様に買い進めるのか?といった、戦略的な部分が不足していると思うので、この辺りを強化していこうと思います。


    結局、一度区切りをつけた転職活動ですが、紆余曲折もあり、最初にオファーをもらった会社に転職する運びとなりました。一方で、不動産投資に関してですが、こちらに関しては追加の物件を購入し、会社を作り順調に運営はしているところです。また、課題と思っていた税務・会計関連も何冊か書籍を読んだりしつつ、その外観は掴めるようになってきたかなと思います。

  3. お金

    2023年は、円安及び所属組織の持株会の評価額の回復もあり、割と資産が増えた一年で、不動産購入の際にかかった、頭金やその他初期費用を加味したとしても、そこそこ資産が伸びた一年となりました。

    円安すぎて、しばらくはアメリカの証券口座での新規投資は出来ず、配当際投資がアメリカでの主要な投資活動になるかと思います。一方で、国内では、引き続き持株会への拠出を中心とした定期買い付けと、今後の法人化も視野に入れて、物件の取得を進めていこうと思います。

    なお、使う方に関しては、いよいよ娘が学齢期に差し掛かろうとしているので、それに向けた助走というか、正しい学習習慣を獲得するための支援をしていこうと思います。


    資産運用に関しては、割と予定通りだったかなという印象です。不動産を1室追加しつつ、法人化の手続きを完了させ、大家業は割とて離れがいい感じで運営に乗ってきたという印象です。

    一方で、株式投資の方は、転職に伴いかなり規制が強くなった印象で、所属組織の持株会の株式の処分さえ真面目に検討しないとならない状況になりました。この辺に関しては、現在の金融資産の状況に関して、適切に所属組織に報告した上で、来年以降戦略を練り直さなければならないところだと思います。

まとめ

  • 2024年初にまとめた方向性をもとに、結果を振り返ってみました。
  • 気がつけばあっという間に終わってしまった2024年ですが、妻の職場完全復帰、私の転職など割と大きな動きがあった1年かなと思います。
  • 来年はいよいよ娘も小学生になるので、ここから先、どの様に娘の成長を支援するのか?はかなり重要になってくるかと思います。今後は、私の人生における子供との関わり合いかたに関する検討に割く時間が相対的に増えていくかと思いますが、この役割は喜んでやろうと思います。

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