はじめに
転職にあたり、有休消化をしている間に、娘が色々と私のやっていることを手伝いたいという欲が湧いてきたようで、料理を手伝いたいと言い出したので、一緒にやってもらうことにしたというお話です。
やりたいならばやらせるのが基本方針
理由は分かりませんが、娘が料理を手伝いたいと申し出てくれたので、有休消化中の私が料理を作る際には、娘にも料理を手伝ってもらうことにしました。
自分自身が、何歳ごろから親の手伝いをしていたのかは全く覚えていませんが、流石に、小学校に上がる前に一緒に料理を手伝っていたとは思えず、就学前の娘に料理を手伝えってもらえる余地があるのか、ないのかちょっと不安だったのですが、娘のやりたい欲を潰すのは本望ではないので、細心の注意を払いながら、一緒にやってもらうことにしました。
実際にお願いしたのは、麻婆豆腐と味噌汁のお手伝いだったと思います。あとは、お米を研ぐのか。
お米を研ぐのは、もちろん失敗のしようがないのと、火を使わないので安心な一方で、普段は触らないお米を触ったりして、そこそこ満足感があるだろうと思ったためです。また、このタイミングで、炊飯器での炊飯から鍋(ル・クルーゼ)での炊飯に切り替えたところ、鍋炊きご飯のおいしさを実感してくれたようで、美味しい、美味しいと言って食べてもらえたのは、親としてはとても嬉しかったです。
味噌汁と、麻婆豆腐に関しては、材料が比較的柔らかいため、包丁で怪我をするリスクが低く、普段よく食べているものなので、それがどんなふうに作られていくのかを見て、手を動かして実感してもらうことで、料理自体に興味を持ってもらえたらと思ったためです。
小さい包丁を使って、豆腐を切ってもらったり、片栗粉や味噌を解いてもらったりと、幾つかの工程を手伝ってもらうことで、親としては手間が増える部分もありはするものの、少しずつ子供の「自分でもできる」が増えていくことは頼もしくもあるなと思います。
料理の次はお菓子
また、その後、娘は唐突にクッキーを作ってみたいと言い出しました。
この話は、どこかに書いたかもしれませんが、クッキーぐらいのお菓子であれば、私も小学校の頃に作ったことがあったので、きっとできるだろうと思い、二つ返事でOKをし、早速製作に取り掛かりました。
インターネットでそれらしいサイトを探して、極力少ない工程で、少ない道具でクッキーが作れるレシピを見つけ、それをもとに娘と3週末にわたり、クッキーを作り続けました。
お菓子作りをすることのメリットは、日常の中に溢れる化学を自分の手で再現できることでしょうか。
というとちょっと大袈裟ではありますが、お菓子作りは割と化学の実験と通じるところがあり、適切な量で、適切な手順に従い、正しく工程を踏まないと、結果期待したものが出来上がらなくなります。
こういった活動を通じて、手順を守ることの重要性や、計量の重要性を学んでいってもらえればと理系の人間としては思ってしまいます。
今度は、プリンを作ってみたいと言っていたので、こちらもそのうち一緒にやろうと思います。
まとめ
- 娘が料理に興味を持ち始めたので、その記録をしておきました。
- ここにきて強く思うのは、折り紙の時もそうでしたが、私自身が幼少の頃からそういった活動に興味があり、やっていたことで、子供にやりたいと言われても、難なくこなせる状態にあるというのが、とても恵まれているなということでしょうか。