はじめに
新しい組織に所属して、仕事を始めておよそ2ヶ月ほどが経ちましたが、やはりこの年で新しいことにチャレンジするのは、それなりに色々と負荷がかかるものだなと思ったので、この辺りで振り返っておこうと思います。
凹みはしないけど、もどかしくはある
転職にあたっての自分自身への期待はさほど大きくもないし、自分自身がそんなにすぐに転職後の組織でパフォームできるほどに十分優れているとは思っていなかったため、今までのようにパフォームできるようになるには、ある程度の時間がかかるだろうとは思っていました。
なので、今のプロジェクトにアサインされて、タイトルに見合っていると自分で思えるような働きができていない状況に対して、もどかしいなとは思いつつも、凹むことは特にない状況です。
もどかしいなというのは、前職でのパフォーマンスを考えると、もっと色々とできていたなと思う一方で、領域のオーバーラップはありつつも、基本的には今までとは全然別の仕事をしているため、いわゆる仕事の進め方の王道みたいなものがわからず、自分が次に何をしたらいいのかを探り探りやっている状況で、なかなかスピードも上がらないし、周りのたくさんの人を巻き込まないと仕事も進まないしで、もどかしいなと思い続けいています。
これはおそらく、今にして思えば、今までは割とカチッとやることが決まっている中で、自分でタスクを設計して、それを自分に与えられた権限と共に粛々と進めていくことができれば良かった一方で、今の仕事は、そもそも明確なタスクの設定もなく、これまでとは違った業務において、マイルストーンの設定もわからず、その中で、かなり柔らかいタスクをどうするめるのかを考えて、周りと擦り合わせて、それを何とか進めていくという、感じで、基本的に何も決まっていない沼の中を、自分の経験と勘をもとに歩んでいるような状態で、いわゆる「手探り」だからだと思います。
ただ、その中でも少しずつ光は見えてきていて、これを言語化できるようになったのは、少し周りが見えるようになってきた証拠で、プロジェクトアサイン時点に比べたら遥かに見通しが良くなったとも言えます。
また、そのほかにも、この仕事を進める上で、今現在自分に決定的に足りていない部分は、思考の言語化と段取りの部分だということもわかったので、まずはこれを確実に仕留めようという気にもなります。
思考の言語化に関しては、プロジェクトでの私の上司曰く、考えてはいるので、あとはそれをどう表すかという話で、空、雨、傘を自で行ってしまっているようなので、この間を埋めるコミュニケーションを心がけること。
段取りに関しては、これまでは、この仕事における一週間の過ごし方や、上記思考の言語化にも関わりますが、コミュニケーションの準備の質の程度がわかっていなかったこともあり、割と手間取った印象がありますが、それでも、一度水準がわかれば、あとはそこに向けて自分を合わせていけばいいだけなので、そこに向けて日々訓練していこうと思います。
できないことがある状態はもどかしいけど楽しい
この仕事が私に向いているかどうかとは別の視点ですが、この仕事をする上で必要なスキルが自分には備わっていない部分があるという点は、ある意味で、自分自身に明確な成長余地があるということで、実はとても楽しいとすら思っている自分に最近気づきました。
前職では、あとはひたすら時間の経過を待つような状態に入ってしまい、正直、ドキドキが薄くなっていたことを覚えています。一方で、今は今までとは違う領域での仕事になるので、仕事自体も新鮮で学びが多いし、仕事に必要なスキルもこれまでとはちょっと違った領域になるので、自分自身のスキル拡張にもつながり、かなり前向きに色々なことを捉えられる状態になっています。
40も半ばにさしかかり、仕事に対しても、ともすれば消化試合感を感じていたところに、全く違った刺激が加わり、周りの人は良い迷惑かもしれませんが、自分自身としては、とても「生きている」実感があり、とても楽しいと思えています。
まとめ
- 転職して、しばらく時間が経ち、今の状況に関して、思っていることをつらつらとまとめました
- 基本的には、前向きでもどかしくはあるものの、このままエンジョイしていこうと思います