個別株に関しては兼業投資家のサラリーマンが個人で取れるリスクの限界に近付いてきた

インフレ、円安をベースにした株価の上昇並びに、日本帰国後に始めた不動産投資もあり、資産評価額が膨らんでいます。また、それとともに、冷静に考えると早晩個人での管理にも限界が来るかもしれないと思えてきたので、ここにまとめておきます

結論としては、そろそろ大手金融機関のウェルスマネージメントサービスなどを検討してもいい頃合いにきているのではないかとの気づきを得たということです

資産額が大きくなり、自分B/SのEquityはも割といいサイズになりました。Blogのどこかに書いてありますが、億は確実に超えてくるところまではきました。その内訳及び想定されるリスクは以下の通りと考えています

アセット種別アセット詳細構成割合[%]想定リスク
株式個別37.5対象企業の不祥事、業績不振などにより、最悪0になる
投資・ETF37.5指数連動のため、個別のリスクはない。不況などによる一時的なスランプが影響する可能性がある。ただし、0にはならない
不動産25都心の資産価値が下がらない場所を中心に購入しているため、リスクは低い。東京の魅力低下、建築不正などによる価値低下が想定されるリスク
アセット種別ごとの訂正リスク評価

この中で、個別株は前職の持株会で貯めたものが100%で、保有している資産の中でこれだけが唯一0になる可能性があり、リスクが異様に大きい状態となっています。一方で、その他の資産に関しては、投資、ETFは基本的に指数連動のため、0にはならない。また、不動産は最悪整理、売却することで負債を返済しても多少の手残りを期待できる状態にまできています

と思うと、ポートフォリオでリスクの高い個別株式を売却して他の資産へアロケーションするのが手段としては合理的ですが、含み益が多くあり売却に伴う納税が重いため、できるだけ売却は避けたいとも考えています

それゆえ、この個別株を利用して税金を繰延べつつ、何かできることがないか?ということを検討することとしました

ここで、納税を繰延しつつ、投資を拡大するためにこの個別株式を担保に融資をひき、それを元手に不動産投資を拡大する方法があるのでは?と思い、Geminiに聞いてみたところ、野村のWebローンの様ないわゆる「証券担保ローン」がそれにあたり、これを有効に活用できる可能性があるということがわかってきました

また、これを調べるためにGeminiと壁打ちをしていたところ、純粋なノンリコースローンを提供している金融機関は国内にはなく、ノンリコースローンだけに限らず、資産運用をまるっと預かるウェルスマネージメントサービスを提供している会社があり、どうもそれがいわゆるプライベートバンクだったり、UBS、JPMCなどのがいし金融機関だということも分かってきました

純金融資産総額や、資産総額からするとどうも富裕層向けのウェルスマネージメントやプライベートバンクサービスなども視野に入ってくるところまできている様なので、すぐに何かが起こせるわけではありませんが、この辺りも目の子に入れつつ、今後の資産運用のアプローチを検討する必要があるということもわかってきました

  • 現実問題として個人がポートフォリオとして管理する金額を優に超えて、ウェルスマネージメントサービスの活用が目の子に入ってきていることがわかりました
  • 個人的に不安を感じているのは、資産全体ではなく個別株のリスクが大きすぎることであることもわかりましたので、ここに対する手当てを徐々に打っていく必要があるということもわかりました
  • 不動産まで含めても、各々は全く手のかからない状態に持ってこられてはいるものの、金額が大きくなり気にかけることも増えてきたので、資産運用自体がちょっとめんどくさいなと思えてきていることもわかってきました
  • あとはこれらをどう良い具合に組み上げて、手間はかからず、でも資産は拡大を継続できる状態に持っていくか。これが次の検討ポイントということまでわかりました

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