はじめに
私が人生初の住宅ローンを借りてから5年が過ぎましたが、最近の日銀のマイナス金利政策解除を受けて、いよいよ私の住宅ローン金利も上昇することが決まったようなので、ここに記録しておこうと思います。
住宅ローン返済予定の変更を知らせる借入先からの一通のメール
私はいわゆるネット系銀行で住宅ローンを借りており、2019年1月からひたすら返済を繰り返しています。
普段、住宅ローンの借入先から、メールで通知が来ることはほとんどないのですが、今回珍しくメールで通知がきたので、中身を見てみると、「住宅ローンの返済予定表に更新があったので、見てみてください。」とのことでした。
と、言われるがままに、住宅ローンの返済予定表を見てみるものの、表示されている利率や、毎月の返済額に変化があるわけではないので、はて・・・?と思っていたのですが、よーく見てみると、とある月から元利の返済の割合が変わり、それまでと比べて、利子の返済額が1.8倍ぐらいになっていました。
これはもしや・・・。と思い、早速住宅ローンセンターへ電話してみました。
意外にすんなり電話がつながり、いくつか質問をしたところ、以下の回答を得ました。いるかどうかは不明ですが、私以外の皆さんにも有用だと思いますので、シェアします。
- ある時から返済額に占める利子の割合が増えているが、これは何か?
これがまさに短期金利の上昇を受けた、住宅ローンの変動金利の上昇によるものです。 - 返済額が変わらないということは、返済期間が伸びるのか?
適用金利の変更と、返済額の変更はタイミングが異なるため、このようになる。返済金額の見直しは、5年に1回のため、そのタイミングで、改めて、残債と適用金利から、残りの期間で返済し切るための毎月の金額はいくらになるのか?がはじかれる。私の場合は、これがおよそ3年後とのこと。 - 返済額は、125%のキャップがあったと思うが、それと比べるとどうなるのか?
実際、返済金額の増額には125%の上限が設定されている。今回の利率の上昇(私のケースでは0.43% -> 0.68%)ではそこまではいかない見込み。
とのことでした。
上がらないだろうと高を括って、ほぼほぼ与信の全力で借りた住宅ローンも、コロナの際のアメリカでの財政出動を起因に発生したインフレによる、日本における輸入コストプッシュ型のインフレの煽りを受けて、離陸し始めたということでしょうか。
これ自体は、もちろん返済利子が増えるので、消費者としては受け入れたくないのですが、一方で、世の中の人の給料が増えて、懐に余裕ができてくると、大家としては家賃を上げるキッカケにもなるので、大家としての家賃値上げに成功さえすれば、結果プラマイゼロの評価でもいいのかもしれません。
まとめ
- 日銀のおかげで地を這っていた私の住宅ローン金利がついに離陸し始めたので、記念にメモしておきました。
- この流れは、きっと一般労働者たる私の給与や、大家としての私の賃借人の給与の上昇につながるはずで、最終的には家賃の上昇に繋げられるはずなので、きっとプラマイゼロもしくは、多少のプラスぐらいには持っていけると嬉しいなとおもいます。