前回までのあらすじ
- 前編では私の投資のスタンスおよび、アメリカでの証券会社の選択までの道のりを振り返りました。
- 後編では、口座開設から実際の買い付けまでいこうと思います。
口座開設手続き
口座開設はもちろんOnlineでできます。実際の詳しい手順はこちらのへらじかさんのブログに記載されているので、そちらを参照することとして、補足として最新版へのアップデートを図ることにします。
口座開設に必要な書類
口座開設にあたり、以下の書類が必要になりますので、予め準備する必要があります。
- 米国住所
- 電話番号
- Social Security Number
- Passport(Government issued photo IDが必要と言われましたが日本で大丈夫でした)
口座開設手順
上記4点を用意して、へらじかさんの用意してくれている手順にしたがって申し込みをすれば問題なく口座開設を終えることができます。口座開設の流れの中で銀行口座とのLinkのページが出てきますが、私の口座(Bank of America)ではうまくいかなかった(多分OnlinIDとPasswordの組み合わせが間違っていた)ので、別の方法で設定しました。
ログイン方法
へらじかさんのページに詳しく書いてあるので省略
各種書類のアップロード
アップロードする書類は以下の3点です
- サイン済みのSSN
- Passportの顔写真のあるページ
- FirstradeのOnline Service Agreement
これらをFirstradeのアカウントにログイン後、[Customer Service] – [Form center] – [Upload form]と進み必要な書類をスキャンしたものもしは写真で撮ったものをアップロードします。
投資資金の入金
銀行口座の設定
口座開設のところで書いた通り、本当は口座開設と合わせて銀行のOnline Accountとの連携ができるのですが、私のケースではうまくいかなかったので、別の方法でトライしました。
Form CenterのDownload Formを見ると、ACH Electronic Funds Transfer Formというリンクがあるので、ここから必要な書類を取得し、必要事項を記入の上メールで送付するという手順です。FormにはVOIDed Checkを貼り付けて、、、と書いてあるのですが、怠惰な私はアメリカに住んでいるにも関わらず、自分の小切手帳を持っておらず、VOIDed Check or most recent bank statementと書いてあったので、もちろん後者のmost recent bank statementを添付して手続きをしました。
手続きをすると、確認のためにFirstradeから少額の入金が二件行われますので、それを確認して手続き完了です。このお金は後ほど回収されます。
買い付け資金の入金
ここまでくればもう入金も出来たようなものです。私はそもそもACHでの入金しか考えていなかったのですが、その他Wire transfer、Checkを郵送などいくつかあるみたいです。詳しくはへらじかさんのブログをご参照ください。
なぜACHかというと、もちろん手数料がかからないからです。着金までに時間はかかるものの、手数料がかからない&Onlineで全てが完了することのメリットは私には計り知れない大きさがあるので、入金はACH一本です。
ACH/Wire Transferの違いに関してはこのサイトに詳しく書いてあるのでご一読ください。
株式の買い付け
最後に株式の買い付けですが、これはもう特に書くこともなく、Buy/Sellなどそれらしいボタンをクリックしていけば自ずと買い付けが出来ます。用語で日本語とのマッチングがしづらい部分もあるので、それは追々整理していこうと思います。
ちなみに、私が最初に買った銘柄はどちらもETFでQQQとVYMです。どちらも日本国内でも有名なETFですが、QQQはNASDAQ連動を目指し、VYMはFTSE High Dividend Yieldをベンチマークにしています。つまり、QQQはキャピタルゲイン、VYMはインカムゲイン狙いの銘柄です。
今後、これらの銘柄を定期的に買い付けながら資産がどうなっていくのかを記録していきたいと思います。