BlockEditorで保存できない理由が見えてきた

はじめに

いつの頃からかBlockEditorで編集したものが保存できなくなってきたと言う話をしました。今回、この理由がかなり見えてきたので、メモとして残しておきます。

被疑部位はFWもしくは何らかのフィルタリングか

このブログを運営するWordpressはGCP上で稼働しているのですが、GCP上で特にFirewallやパケットフィルタの様なものは触ったことがありませんでした。つまり、デフォルトの設定のままになっています。唯一設定したのが、WordpressのIPフィルタで、IP Geo Blockと言うものの設定です。しかし、これは、すでに管理画面にログインしている管理者からしたら何の関係もないものなので、この可能性は極めて薄いと考えていました。

最近、本ブログのSSL対応を終わらせたと言う話を書きましたが、どうもここに原因がある可能性が極めて高いことがわかってきました。SSL対応をした後に、PCやスマフォなど、いくつかのデバイスからhttpsでサイトにアクセスし、管理画面も含めてアクセス可能なことを確認したのですが、一部ブラウザにアクセスログが残っているものに関しては、まだhttpのURLが残っているものがあったので、試しにこちらで管理者サイトにログインし、Classic EditorをDisabledにした上で、Block Editorで編集したものを保存したところ、見事に保存できてしましました。

と言うことで、普段ブログの編集をしているPCからもhttpsではなく、httpで管理画面にアクセスし、Block Editorでドラフトを保存してみると見事に保存できました。今、まさにその作業をしています。

この感じからすると、httpsでアクセスした際に、Block EditorでSave draftを実行した際に発生した通信が、どこかで落とされている様に見えるので、GCPのFWか何らかのフィルタリングの可能性が高いと思います。一方で、このサイトのSSL化は二段階で行われました。

  1. オレオレ証明書による自己認証を利用した通信の秘匿
  2. Let’s Encryptによる第三者認証を利用した認証

です。

このどちらかに原因がある可能性が極めて高いのですが、これを切り分けするのは環境の戻しをしなければならず、ちょっと面倒臭いのですが、1)の通信の秘匿を実装した後にはすでにBlock Editorでの保存ができない状態であったと思うので、恐らくこれが原因で、これが原因だとすると、httpでアクセスした際にはSave draftがうまく実行できることとも整合します。

と言うことは、どこかの誰かがこの通信を落としているか、もしくは理由はわかりませんが、Block EditorがSSLに対応していないと言うまさかの結論になります。

ここからの対応

さて、おおよその被疑部位は判ってきたので、この先は対応策を検討するフェーズに入ります。まずは、誰が通信を遮断しているのかを特定し、そのルールを調整して、BlockEditorの通信を許可するような設定を追加すれば良いのですが、果たしてこれをやるのか?

もちろん、仕事だったら何が何でもやり切るのですが、趣味でやっているBlogにそこまでの時間をかけるのか・・・。

今は何とも言えませんが、時間が取れそうだったらやろうかな。何故って、単純に管理画面にアクセスする際には、httpでアクセスすれば良いってことがわかってしまったので、まぁ、やらなくても良いかなと言う感じもあり・・・。

まとめ

  • Block Editorで急に下書きを保存できなくなったみたいな話があったら、それはWordpressのサイトをSSL対応させたために発生している可能性が高いことがわかりました。
  • もしそうなったら、そこまでにまとめた文章は全部コピーしてどこかに保存して、改めてhttpで当該のサイトの管理画面にログインしてみてください。保存できる様になっているかもしれません。
  • この話はインターネットの海の中を彷徨っても、根本的な解決策を提示してくれているサイトはなかったので、もしかしたら多くの方の役に立つかもしれません。解決策は示していませんが、ほぼ原因を特定し、運用回避が可能であることを確認したのでまぁ、いいかなと。

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