はじめに
子育てをしているといろいろと悩むことも多いと思います。私の悩みなど妻の悩みに比べたら取るに足らないものなのですが、それでもいくつかの気づきを得て日々子供と向き合っています。そんななかで、「もしや、そういうこと?」と思ったことを記しておきます。
娘の好きな食べ物
一般的に、娘と同じくらいの年齢(1.5歳ぐらい)の子供は好き嫌いが多いようで、皆さんとにかく食べ物に困っている方々が多いように思います。知人の娘さんは、鉄板食材だったお米をついに食べなくなってしまったようです。
我が家では、娘の中で好きなものに対して明確な序列が付いています。
Tier 1:お米、パン、アボカド、バナナ
Tier 2:ブロッコリー、カリフラワー、ヨーグルト
Tier 3:それ以外
こんな感じで、お米、パン、アボカド、バナナは何があっても食べます。これらを放り投げることはまずありません。一方で、Tier 2に関しては気分によって放り投げますが、だいたい大丈夫です。Tier 3に至っては、どうなるかわからず試しに食べさせてみようぐらいの感じです。
これに対して、ご飯を食べさせているだけの私がイライラするのですから、時間と愛情をかけてご飯を用意している妻の気持ちとは言うまでもなく、、、。
何もなければ最後は食べる
一方で、現地の小児科医からは「食べるものが無くなれば最後は食べるわよ。」と言われていました。
これは一見正しそうですが、疑問の残るアドバイスでした。
「親から一匙ずつ食べ物をもらっている子供には、どうなったら食べるものが無くなったのかわからないのでは?」
そんなんこんなんで、どうやっても食べてくれず、せっかくのご飯を放り投げる日々がかれこれ半年ぐらい続いています。
彼女には順序がある
親としては、ご飯、主菜、副菜と順繰りと食べて欲しいので、そのように渡すのですが、どうもこれがうまく行かない。アボカドや、ご飯は食べるのに肉団子や、オムレツは気分次第。
「食べるものが無くなれば最後は食べる。」
「子供はどうやって食べるものが無くなったことが分かるのか?」
そんなことを考えながら、少しアプローチを変えて、ある日、好きなものから食べさせてみることにしました。
まずは、ご飯を食べさせて(もちろんこれは完食です)、その後アボカドをたべさせて(もちろんこれも完食)、最後に残ったオムレツと肉団子は両方とも見える位置に置いて、様子をうかがってみました。
まずは、オムレツを手に取ったのですがこれを放り投げ、選択的に肉団子だけを食べ始めました。最初に放り投げたオムレツと、お皿に残っているオムレツを、肉団子を食べ終わった後に改めて目の前に置いてみると、、、
あら不思議
何事もなかったかのように、オムレツも全部平らげ、その日はほとんど何も放り投げずにすべてのご飯を食べてくれました。
これが、この時だけの気まぐれなのか、彼女のポリシーなのかはわかりませんが、食べる順番に依っては、食べられるものも食べないといったことがあるのかもしれません。
まとめ
- 子供がご飯を食べてくれなくて困っているご両親は、順番を変えてみると食べてくれるかもしれません。