はじめに
バイリンガルの子供は、言葉を話し出すのが遅いというのは、世の中ではよく言われることで、我が家の娘も割りに言葉が出てくるのが遅かったのですが、それでも最近、バイリンガルとして、その頭角を現し出してきたので、メモをしておきます。
日本語と英語のバイリンガル
さて、両親たる私たちは隠し用のないぐらい純粋な日本語話者で、最近では海外生活もだいぶ長くなりましたが、それでも、これまでの人生における、利用言語の割合は圧倒的に日本語のほうが多いです。妻は学生時代に1年間留学、私は社会人になってから1年間留学、その後ダラスで駐在という感じですが、当たり前のように日本語のほうがよく使えます。
そんな私たち両親のもとに誕生した娘ですが、現地でデイスクールに通っていることもあり、家では日本語、学校では英語という、子供としてはある種理想的な環境で両方の言語を習得して行っています。
たまに実家に帰る時は、日本の保育園に通っていたこともあり、先に出てきたのは日本語だったのですが、これに最近英語が混じり、両方の言葉を発するようになってきました。
例えば、数字は、「いちー、にー、さんー・・・」と行ったかと思いきや、「スリー、フォー、ファイ・・・」と行ったりします。また、お水やお茶などの飲み物のことは、「water」とは言わずに、「ウォター」と、いわゆるカタカナ英語で発音します。そして、極め付けは一緒に遊ぼうと誰かを誘う時は、「おいでCome on!」と言います。これらは必ずセットで、「おいでCome on!」で、「おいで」は日本語で、「Come on!」は英語の発音です。
彼女の中では、日本語と英語の区別は無いようで、その時々に合わせて彼女の知っている言葉の中から適切な言葉を選んでいるようです。何というか、ルー語です。
そんな彼女が、この先どうやって言葉を習得し、特に英語に関しては、圧倒的なスピードで両親の英語力を超えて行くのかと思うと、ある種楽しみでしかありません。
まとめ
- 娘がバイリンガルとして、立派にルー語を話出したので、記録しておきました
- この先、彼女がどうやって言語を習得していくのか、今から楽しみでしかありません