はじめに
以前から興味はあったのですが、ちょっとタイミングというか、踏ん切りがつかずにいたCoachingのトレーニングですが、自分自身の将来のキャリア等も考えつつ、そろそろ真面目にトレーニングを受ける頃かもしれないと思い、意を決して参加することにしました。
ここでは、その目的や本Blogにおける位置づけなどを整理しておこうと思います。
トレーニングを始めた目的は
トレーニングを始めた目的は、大きく三つあります。
- 人と思想に関してじっくり話をすることを自分の専門とできないかと考えていた
- 人の背中を押すことを自分の専門とできないかと考えていた
- これらの専門性を自分のキャリアでも活かせないかと考えていた
一つ目や、二つ目は今でこそだいぶ普通のこととなってきた感覚はありますが、私が社会人になった頃、私のいた組織はあまり良い雰囲気だとは思えませんでした。これに関して、色々と思うところがあり、自分は別のアプローチを取りたいと常々考えていた部分です。
これは、直接的にはIMDでLeadershipを学ぶきっかけにもなりましたし、今でも私がチームメンバーと接する時の根本となっているところでもあります。
三つ目は、キャリアも15年を超えて、この先どういった方向性で、次の専門性を獲得していこうかと考えていたときに、仮に、このブログでよく出す役職定年をうまく超えられなかった場合に、自分は何ができる人として周りに記憶されていたいか?という問いに対する答えの一つとして、プロフェッショナルコーチが今のところしっくり来るなと思ったということです。
おそらく、この三つの目的をうまく成し遂げることは、この先の私のキャリアにとっても有意義なことになる可能性が高いと考え、プロフェッショナルコーチとしてのトレーニングを受けることとしました。
トレーニングの方法は
トレーニングには、Coach Uという組織のCEPというプログラムに参加しています。
こちらです。
これは、Professional Coachとして世間一般に名乗るために必要な最低限のカリキュラムを提供してくれるコースで、これを履修した後、所定の時間、コーチングセッションをして、ICF:International Coaching Federationの認定を得られると、初めてProfessional Coachを名乗れるという代物です。
アメリカの機関なのでクラスは英語で提供され、英語を話す人であれば、誰でも参加することができます。今では、オンラインのコースが主流なので、時間さえ合えば、世界中のどこからでも参加できます。
Coach Uという機関自体は、数年前に日本のCoach Aという組織に買収され、今ではCoach Aの子会社となっているので、コースを日本語で履修することも可能なのですが、ここはあえて英語のコースに参加することにしました。
理由はいくつかあるのですが、一番大きいのは多様性に触れたいからです。
日本語のコースに参加できるのはもちろん、日本語を話す人なのですが、この場合ほとんどの人は日本人だと思います。一方で、英語を話す人は世界中にいて、いろいろな文化的背景を持った方がいらっしゃるはずで、そういった方々との議論を通じで、自分自身の思索を深めたいと考えたからです。
記録の方法
トレーニングの記録は、振り返りとして、このBlogのCoachカテゴリに追加していく予定です。各クラスの振り返りを、投稿を更新する形で、追加していこうと考えています。この先、コーチングに興味を持って、足を踏み入れる人の参考になればと思います。