はじめに
この投稿では、Coaching Fundamentalsクラスの振り返りをまとめていきます。このクラスは四週間のクラスなので、全部で4回です。
Session1 2021/11/1
構成
講師:Jennifer Anderson
メンバー:4人(自分含む)
サマリー
講師が主導するディスカッションを通じて、Coachとは何か、Coacheeとの関係性においてどういった役割を果たすのかに関する理解を深める。
気付き
Coaching is a partnering with an individual in a though-provoking and creative process that inspires them to maximize their potential and professional potential.
The International Coach Federation’s definition of Coaching
と言うのが、ICFという団体のCoachingの定義であり、個人的にはこのinspireというのがとても大事だと思いました。
Classの中で私もコメントしたのですが、CoachはDirectorではないので、道を示したり、解決策を提示したり、指示をしたりとかそういった役割ではなく、進むべき方向はCoacheeが自ら導き出すもので、それを導き出し、ゴールに向かうためのサポートをするのが役割であること。
Jenniferのキャリアの中で、最もよく言われることとして、最も難しいのは、自分がよく知っていること(業界とか、そういう話)に関するコーチングが最も難しい。これは結局、よく知っているがために、答えを出してしまいがちになるためとのこと。
Session 2 2021/11/8
構成
講師:Jennifer Anderson
メンバー:5人(自分含む)
サマリー
ICF Core Competency Model #2 Embodies an Coaching mindsetと#5 Maintains Presence に関してディスカッション。#5に関しては、Class中に一人指名し、Jenniferが模擬コーチングセッションを行い、その様子を見ながら、どういうシーンでそれぞれの条件を満たしているのか?みたいなことをその後にディスカッション。
また、これとは別に、個人として確かな基礎を築くための25のステップに関しても簡単に解説。
気付き
ICF Core Competency Model自体も興味深かったものの、最も興味深かったのは、25 Steps to a Strong Personal Foundationと、知らないことを受け入れる準備ができているコーチのスタンスだった。
25 Stepは人のコーチをするには、まず自分が確固たる基礎を固めないとならないということで、そのためのStepとして自分からその対象を徐々に広げていき、少しずつ自分の輪を広げていく感じ。とてもすんなりと入ってくる。
一方で、模擬コーチングセッションを通して、Jenniferを観察していて思ったのは、自分が知らない世界があることを受け入れているため、知らないことが起きたとしても、それを表に出すことなく、自己が揺らぐことが内容に感じた点。
この点は、EthisのクラスでSteveが言っていたことと通じる点が多いと思うが、やはり知らないことが強みになることが多いコーチングというアクティビティで、好奇心を持って、Clientとの関係を気づけるかどうかというのが、まずは大きなポイントになりそうな予感。
Session 3 2021/11/15
構成
講師:Jennifer Anderson
メンバー:5人(自分含む)
サマリー
ICF Core Competency Model #3 Establishes and Maintains Agreementsと#4 Cultivates Trust and Safetyに関してディスカッション。#4に関しては、Class中に一人指名し、Jenniferが模擬コーチングセッションを行い、その様子を見ながら、どういうシーンでそれぞれの条件を満たしているのか?みたいなことをその後にディスカッション。
気付き
#4のTrust and Safetyはコーチングセッションの根幹をなすなと感じた。
結局、相手(Client, Coacheeなど)が心を開いて話をしてくれるかどうかは、Coach(自分)との関係性に依ってくるので、より多くの情報を聞き、相手のことを知ることができる状況を作り上げることが何よりも大事だなと思った。
一方で、それは初回のセッションの際には実践することが難しいわけだが、Jenは基本的には人の紹介、もしくはWebなどの情報を頼りに来てくれた人を相手にすることで、少なくとも相手は自分のことを知っている状態を作るり、話を進めやすくしているとのこと。
それはそれでなかなかいい戦略だなと感心。最初は時間がかかるけど、技術を高めて、自分を磨けばどこかのタイミングでブレークスルーが訪れるだろうなと思える。
Agreementに関しては、全体のパッケージと、個別のセッションのゴールを設定することで、Clientに小さな達成感を味わってもらいつつ、長く生産的な関係を気づけるという状況を構築していること事。なるほど。
Session 4 2021/11/22
構成
講師:Jennifer Anderson
メンバー:5人(自分含む)
サマリー
ICF Core Competency Model #6, 7, 8に関してディスカッション。その後、4回のクラスの総まとめとして、どうであれば、自分は自分のことをコーチと呼べるのか?に関して、各自宣言。私のゴールは、「日本人を文化の鎖から解放出来たら、自分自身をコーチと呼べると思う。」と回答。
気付き
コーチの重要な役割は、クライアントの選択を尊重し、クライアントのパーソナルグロースを支援することにある。なので、その選択がセッションの最初には想像もしなかったものだったとしても、それがクライアントの選択なのであれば、それを支援する必要がある。
どれぐらいのクライアントが?とか、企業を相手にしないと生活が成り立たないのでは?と言う噂に関して、Jenの考えるところは、、、
- クライアントは20人で、2-3カ月が良いところ
- コーポレートクライアントはたとえ獲得しなかったとしても問題は無い
最後にメンターコーチに関して
Coach Uがメンターコーチサービスを提供している。Business building、Peronal Foundation、Skill Basedの3種類があるよう。1回/月程度のセッションで良く、早く着ければつけたほうが良い。コーチングと言うよりは、メンターリグに近い。
ここで感じたのは、EthicsのSteveも言っていたが、メンターコーチを付ける価値は、自分自身がコーチングに価値を見出して、それをキャリアの一部にしようとしているのに、自分自身がコーチを付けていないというのは、なかなか理解に苦しむ状況だなと言う点。
誰にお願いするのが良いのかは正直良く分からないけど、いくつかのクラスを聞く中でフィーリングが合いそうな人にお願いするのがよさそうだなと言う印象。
万質問コーナーでJenに聞いてみた第二言語でのコーチングに関して。
これは、彼女曰く、秘密兵器と呼べるぐらい素晴らしいものとのこと。第二言語で何かをやると、attentiveになるので、クライアントが意識していなかったことなど、色々な気付きを得られる可能性がとても高い。とのこと。