挨拶の仕方に関して その2

こっちに来て改めて気づくことが結構あるのですが、挨拶の仕方に関しては色々と気づくことが多いです。今回は、その2として握手の仕方に関して。

握手って、単に右手と右手を差し出して、手を合わせれば良いんでしょ?って、思ってたんですが、それがそんなに単純な話では無いんです。

相手が、自分の手を胸より下の位置に差し出した場合、そこにこちらの手を出すことで、いわゆる一般的にイメージされる「握手」ができます。イメージとしてはこの握手です。

「握手」の画像検索結果

が、人によっては、文化的なものか心理的な距離感の話かは定かでは無いのですが、腕相撲組をする人もいます。適当な画像を探すのがめんどくさいので、文字で説明すると、自分の親指と人差し指の間に相手の親指と人差し指の間を差し込み、がっちり握手するあれです。この場合、握手する段階で相手の手は胸かそれよりも高い位置にあるので、比較的わかりやすいです。

個人的に混乱するのは、相手の胸の下あたりで手のひらを上に向けて待たれた時でしょうか。軽くポンと叩くぐらいの物を期待されている気がするのですが、いまいちなにをしてあげたら良いのかよくわかりません。

その他High fiveや拳を合わせるみたいなこともありますが、さほど登場回数は多く無いですね。また、握手でもなんでもない番外編として結構多いのが「ウィンク」と「眉を動かす」です。特に、眉を上下に動かすのは登場回数が多いです。両手が荷物でふさがっていたり、結構急いですれ違ったりする時には、相手の目を見て眉を上下に動かすことで簡易な挨拶代わりとする人が一定数いる気がします。主に男だと思いますがね。

ということで、今週の投稿お終い。

IMDでのこと(7週目)

IMD生活の振り返り

Story boarding x2, Career Service x2, Intended and Unintended Communication x2, Economics and Industry Analysis x2。今週は主にソフト系スキルの話と、キャリアサービスの話が主な内容となっていた。
Story boardingは、一言でいえば刺さるプレゼンの作り方の話で、Intended and Unintended Communicationは人前でどう振る舞うことで、どういった印象を与えるかの話。Black card/ Red cardの話はなかなか印象的だったかな。この二つは、今週の最後のEconでのプレゼンのためにこのタイミングで開講されたと思って間違い無いと思う。
今回のCareer Serviceは、学生の間で驚くほど評判の悪い物になった。そんなに言わなくても良いなじゃ無い?と個人的には思ってしまったけど、一日かける必要は無かったかな、という点に関しては同意。

来週のIMD

来週はOperation、Econ、Integrative Exerciseがメイン。Econは前回から新たなターゲットに入り込み、少し哲学、政治的な話になってきているので個人的にはかなり好きかも。Integrative Exerciseはなにをするのか全くもって不明。土曜まで続くようだけど、一体・・・。楽しみにしておこう。

IMDでのこと(4、5週目)

ここ2、3週間かなり忙しかったので、更新が滞ってしまったのでまとめて2週間分振り返ってみます。

4週目の振り返り

Finance x 2, Econ x 1, Operations x 4, Entrepreneurship x 1, Accounting x 1プラスその他もろもろ(career serviceなど)。この週は多くの時間をOperationsに充てました。

流れとしては、supply chainの川上(製造)〜川下(小売)までの全体を分割しながらビジネスケースを題材に解説していきました。その中で、小売の代表例としてSeveneleven Japanのケースが出てきた時は会心のclass contributionができたと自己満足。また、Accountingのクラスで触れられたBullwhip effectはなかなか含蓄に富んでいるなと思いました。小売(例えばSeveneleven)が在庫切れのRiskを考慮して少し多めの需要予測をすると、それを受けて川上に向けて生産量が増幅され、川上では倍以上生産が行われ大量の在庫を抱えることになる。というお話でした。小売の人間では無いので実感はあまり無いのですが、それでもやっぱり納得です。Financeは債券価格の評価など。

5週目の振り返り

Accounting x 4, Marketing x 2, Operation x 3, Econ x 1 プラスその他もろもろ。

4週目もそうだったけど、週末を使っていかに翌週の予習を済ませられるかで、平日のwork loadが大きく変わってくるため、4週目、5週目は土日の多くの時間を予習の時間に充てて、それでも終わらない分を平日の夜の時間でこなすという生活パターンがだいぶ定着。また、この週はプロジェクトワークの打ち合わせが急に朝7時から予定されたりしたこともあり、基本的に寝不足気味で、4週目、5週目は平均睡眠時間4時間ぐらいで平日を過ごすことになりました。その結果、金曜の夜でガス欠になり土曜は一日仕事になりませんでした。結果、6週目の予習が不十分になり追いつくのに苦労しました。

また、これとは別に通年で開講されているLeadership streamの一つ目の課題として、グループアクティビティ、ピアフィードバックなどを通じて自己認識を改め、それを言語化し2500 – 3000語(もちろん英語)でまとめる。というドMな課題があり、火曜日に提出しました。2500語(だいたいA4で8枚ぐらいでしょうか)

来週のIMD

もう来週(2/14週)になってしまっていますが、というか今日でお終いですが、来週のIMDはEntrepreneurship, Finance, Operationといった感じで、コア科目のクラスが続きます。3月末まではこんな感じで忙しい日が続くと思いますが、頑張って生き残ろうと思います。

IMDでのこと(6週目)

IMD生活の振り返り

Entrepreneurship x 3, Finance x 3, Operation x 3, Econ x 1。
Entrepreneurshipは主にFinancingの話。金は入手できるときに入手しておけ。物がなくても金は集まるけど、金を集めるのにPrototypeは必須。
Financeはポートフォリオとリスクの考え方の話。RiskにはMarket riskとIndivisual Riskがあり、Individual riskを低減するためにポートフォリオを組む。Individual riskに対するリターンをα、Market riskに対するリターンをβと呼ぶ。ポートフォリオは、リスク(分散)とリターン(期待値の現在値に対する割合)で評価。ポートフォリオにリスクフリーボンドを組み込むことで、ポートフォリオのリスクを格段に減らせる。逆に大きなリスクをとって、リターンを増やすことも可能。
Operationsはprocess optimisationの話。携帯販売会社のシミュレーターを使って、販売数を競争するゲーム。マーケットの情報をもとに自分たちの製造戦略をどう立てるかをグループで検討し、インプットする。結局は需要予測に応じて生産量を柔軟に調整できる設備を持つことが重要という話か。

来週のIMD

来週は事前のリーディング課題もなく少しペースダウンするイメージなので、ここで今までのクラスのレビューを一気に進めてMid-term examにうまく突入できるようにしたい。また、木・金でEconのクラスがあるので、そろそろちゃんとキャッチアップしたいかも。

時計の無い街Lausanneもしくは時計の多い街Tokyo

仕事をしていた頃はちゃんと腕時計をしていたものの、もともと手に物をつけるのが好きではなかったので、学生に戻ったのを機に腕時計をはずしました。

東京にいた頃は、腕時計なしでも町中のいたるところで色々な時計を目にすることができたので、時間を確認するのに困ったことはなかったのですが、ここLausanneでは町中はおろか、お店の中にも目立つところに時計が無いため、腕時計をしない私は時間を確認するのに大変苦労しています。

自宅から学校まではおよそ徒歩で15分あんのですが、その間に時間を確認できるのは唯一パン屋のそれも店の奥の事務所にかかっている壁にあるものを一瞬チラ見できるだけです。この時計のおかげで、いつも遅刻せずに学校に到着することができます。

Lausanneへ来る前は3週間Londonにいたのですが、そこではあまり時間を確認する必要が無かったのか、同じ学生で時計をはずしていたのにもかかわらずあまり不便を感じませんでした。おそらく、LondonはTokyoと同じぐらい発展していて、街のいたるところに電光掲示番屋、バス停などの時計がありそれらを意識せずに確認していたんだろうなと振り返るとおもいます。

ということで、Tokyoは改めて便利だなぁとおもいます。

IMDでのこと(2週目、3週目)

IMD生活の振り返り

会社のレポート書くときに役に立ちそうな気がするので、やっぱり学校の振り返りも定期的にしておくことにした。

この二週間は主に、リーダーシップのクラスとアカウンティングのクラスがありました。
リーダーシップのクラスは、「待ってました!!」という感じで、これがあるから私はIMDを選びましたと言っても過言ではないほど期待していたクラスです。今回は、自己分析を通じて自分の弱み、強みを客観的に分析し、「どう自分と向き合っていくか?」がテーマになっていたかなと思います。
控えめな日本人としては、英語でのコミュニケーションの制限もあり、なかなか思ったことを思ったようには言えないのですが、発言しないことは存在しないことと等しいという文化においては、ここをぶち破っていかないといけません。解っちゃいるけどなかなか行動を変えられない。それが、三十数年かけて培ってきた行動様式です。でも、それを変えるためにここにいるので、是非ともまだ見ぬ自分に出会うために、積極的に自己認識を深めて変革をしていこうと覚悟を決めました。

来週のIMD

来週のIMDは主にFinance, Accounting, Operationの三本がメインストリームです。FinanceとAccountingは卒業生の話によると最も試験のハードルが高い科目なので、確実にクリアできるように頑張らないとなりません。また、来週はStart-up Projectの一環で、週末にZurichへ遠征してきます。楽しみです。

挨拶の仕方に関して

私の通っているIMDには、世界各国からおよそ40カ国の人々が集まっています。そこで一番最初に感じた違いが挨拶です。握手をする、キスをする、ハグをするなどその物理的な仕方の違いはもちろんなのですが、それは事前に知っていた話なので大きく驚きもしませんでした。私の感じた最も大きな違いは、「名前を呼ぶかどうか」です。

日本にいるときには全く意識したことがなかったので、だいたいみんな同じようにやってるんだろうと思うのですが、挨拶するときに会えて相手の名前を呼ぶことはないかなと思います。
例えば、街や学校で友達にあったとしても、相手が特定できたのであれば目を見て「おはよう!」とか、「おー!」とかなんとか言ってすませると思うのですが、IMDで会う人のほとんど(日本人以外全員かもしれない・・・)は必ず「おはよう〇〇!」「調子はどうよ?」って感じになります。これを新しいコミュニティで真似しようと思うとなかなか難しいです。それはもちろん、横文字の名前を覚えるのに慣れていないので、名前を覚えられないからです。でも、これを繰り返していると名前を覚える動機なるので、最近ではだいぶクラスメートの名前も覚えたし、挨拶するときにはだいぶ名前を呼べるようになってきました。

自分の国際化が徐々に進んでますね。