気がついたら、15週目(おそらく中間試験終了後ぐらい)からずっとblogの更新が滞ってしまいました。この間、学校の勉強+MBAT出場に向けたIMD側の取りまとめと、HECとのやりとりなどをしていたら忙しすぎて色々なことに手が回らなくなり、blogも置き去りになってしまっていました。
気がつけば、期末試験も終わり、IMD公式のプログラムとしては今はCEP: Company Engagement Projectの期間に当てられています。90名の学生全員が個別に受入先企業を探して5週間インターンをしています。ローザンヌをはじめとしたスイスの企業でやる人や、地元(といっても、世界各地から来ているので米国やアフリカなどいろいろ)に戻ってやる人など行き先は人それぞれ千差万別です。社費派遣でIMDに来ている私はインターネットをすることができないため、Individual projectをすることになっています。
さて、冒頭に触れたMBATですが、これはHEC-Parisというフランスのビジネススクールが主催してこの25年間ぐらい行われている、言わば欧州MBA大運動会といったところです。欧州全域からおよそ20校2000名が集まり、各学校の威信をかけて色々なスポーツで競い合います。
スクールによっては、オフィシャルのプログラムとして登録されており、学校側との調整もなく簡単に参加することが可能なのですが、IMDはここ数年参加しておらず、最後に参加した際の情報もうまく引き継がれておらず、すべてを0から始める必要があり取りまとめの人間としてはなかなか苦労しました。
それでも、最終的にはMBATの打ち上げでIMDから参加したみんなの満足気な表情を見ることができて、やった甲斐あったかなと思います。来年以降のクラスが参加するのかは不明ですが、参加する人がいた場合の参考のために以下にポイントをメモしておきます。
- 参加意思の表明
まずもって、HEC側に参加の意思を表明する必要があります。
- 参加者の調整
スポーツごとに参加メンバーの下限と上限があります。例えば、クロスカントリーであれば3名チームを2チームまでエントリーできたので、最低3名最大で6名でした。これを、参加希望するメンバーの中で割りあてる必要があります。どの競技に何名エントリーできるかはHECからの情報を待つしかないのでどうにもできないのですが、競技間の人数調整はなかなか難しいです。あの競技に参加したいんだけど、一緒に参加する人を探しているとか言った情報をうまく吸い上げて、チームとしてまとめる必要があります。
- 学校との交渉
MBATは木曜の午後に参加登録、金曜の朝から競技開始、土曜の夜に終了のスケジュールです。IMDは通常通り授業があるので、参加者が多数になり木曜からフルで参加する場合には、事前にMBA Officeと調整しておいたほうが無難でしょう。彼らは、学生にプロフェッショナルであることを求めるので、当たり前ですが大量の人がクラスをスキップすると問題になります。2016のケースでは、金曜の最後のクラスが終わったらその足でローザンヌ駅から電車で会場入りしました。本来であれば、金曜の夕方には1週間のレビューがあるのですが、それだけはクラスのオンブズマンに話をしてずらしてもらいました。
- スポンサー探し
今年は運営を一人でやったため、ここまでは手が回りませんでしたが、もし運営を複数人でやって、地元企業や卒業生などとコネクションがある人がいたら、スポンサーを募ってもいいかもしれません。MBATの参加費用自体は350ユーロでしたが、補助があるに越したことはありませんね。