はじめに
娘の何気ない行動を見ているとたまにとても驚かされることがあります。今までトライしてもできなかったこと、もしくは全くトライもしなかった様なことがいきなりできる様になっているからです。今日は、この件に関して記録をしておこうと思います。
物事ができる様になる順序
娘の成長を見ていると、ある物事をできる様になるには、大まかな順序がある様に思います。
- 自発的に興味を持つ、親が興味をそそらせる
- 自分でやってみて失敗する
- 偶然うまく行ってその方法を繰り返す
- 確実にできる様になる
各々少し掘り返してみようと思います。
- 自発的に興味を持つ、親が興味をそそらせる
これはもちろん、最初のきっかけの話です。親は子供の気を引くためにとか、それが生きるために必要だから子供の注意を自分の方に向け、そういう行動が意味のある行動なんだということを伝え、それができる様になって欲しいと言う思いを込めて、見本としてのやり方を見せます。自発的に興味を持った場合は、ここはそんなに難しくないのですが、親が興味を持たせたい場合は結構根気のいる作業になります。 - 自分でやってみて失敗する
上手いこと興味を持ってくれて、自分でやり出してくれたら最初のハードルはクリアです。この状態で、どれぐらいの数を失敗するとできる様になるかは、子供の能力というよりはまだまだ運の要素が強いの方と思います。それ以外では、どれだけこだわりの強い子供か?が多少影響してくるかな?といった感じです。 - 偶然うまく行ってその方法を繰り返す
しばらくやっていると偶然できるタイミングがあります。もちろん、本人は試行錯誤を繰り返しながら、大人には分からないぐらい小さな変化を加えながらあれやこれややっているのかもしれませんが、たまたまできる様になるタミングが訪れます。そしてその確率が徐々に上がってきます。初めは10回に1回しかできなかったものが、徐々に、2回目ができる様になり、結構な確率でできる様になります。 - 確実にできる様になる
そして最後には、いつやっても確実にできる様になります。
何ができる様になったのか
こんな感じで、うちの娘は日々成長しながら色々なことができる様になっていっているのですが、では、最近はどんなことができる様になったのでしょうか?ちょっとだけ振り返ってみます。
コップから水を飲むようになった
これはなかなか長い道のりで半ば諦めていたのですが、2、3日前に急にコップから水を飲む様になりました。
元々は、近所の小児科医に1歳半の検診ではあれとこれとそれぐらいはできる様になっていて欲しいわねと言われていたそのうちの一つが「コップから水を飲む」でした。大人が何気なくやっているこの行動は赤ちゃんにとってはとても難しいらしく、うちの娘にしたら、まずそこから水を飲むという行動に移すことに大きなハードルがあり、コップに少しの水を入れて、渡しては手を洗い出し、水をぶちまけてということを繰り返していました。
小児科医曰く、2週間親が我慢できれば最後には飲む様になるわよ。と言っていたのですが、2週間親が我慢できなかったのと、どうにもコップから飲みそうな気配もなかったので、しばらくは安定のストロー付きのボトルから飲ませていました。
ちょっと前からそんな雰囲気は出ていたのですが、ヨーグルトのカップを自分で掴み自分の口に持ってくる動作をしていたので、妻に声をかけてもしかしたらそろそろいけるんじゃない?みたいなことを言ってみました。じゃぁ、ということで、数ヶ月ぶりに改めて娘のコップに少しの水を入れて渡してみると、、、、
あら不思議、何もなかったかの様にコップから水を飲み出しました。妻がそれをみて囃し立てるものだから、娘も得意げになりどんどん飲んでいきます。それ以来、娘は食事の時はコップから水を飲む様になりました。
積み木を積み上げる様になった
これは全く前触れがなかった様ですが、それまでは親が積み上げた積み木を怪獣の如く娘が壊すというのが定番の遊びだったのですが、妻がある時携帯の写真を送ってきました。その写真には、積み木を5段ぐらい積み上げて、誇らしげに背中を見せている娘が写っていました。
妻が積み上げてあげたのかと思いきや、いきなり娘が自分で積み上げたとのこと。間のステップが飛ばされすぎていて仰天しました。
まとめ
- 子供が何かを学ぶには大まかなステップがあると思います。それは冒頭に示した様なもので、多くはこれに従うと思います。
- 一方で、積木の例の様にいきなり何かができる様になることもあるので、子供の成長はみていて飽きません