はじめに
投資家の中には、いわゆるチャーティストという過去の株式価格の推移を見ながら取引の判断をしている方々がいらっしゃることは以前から知っていたのですが、具体的にどんな基準で物事を判断しているのかは知りませんでした。
私にとっては今後も取引の主要な材料にはならないのですが、こういうの見るときっとそれはそれで楽しいんだろうなと思うので、メモしておきます。
題材はMO
銘柄の説明は世の中にごまんと溢れているので、本題にささっと入ります。
ネタは私が利用しているFirstradeのResearch Stock画面で、設定は10年日足、200日移動平均をオーバーレイしています。
これをみると、2017/7末にトレンドが大きく変わったのがみて取れます。それまでは、200日移動平均線を下値に株価は数年単位で上昇を続けてきていたのですが、2017/7末にこの値を下回って以来、一時的に上回ることはあれども、それも長続きせずに基本的に上値の抵抗値となっています。この感じをみると、なかなか上にはブレーク出来なさそうな気がしますね。一方で、上にブレークした後に、今度は再び200日移動平均線が下値に変わったらしばらく上昇するのかもしれません。もちろん未来は誰にもわかりませんので単なる妄想です。
何でこんなことが起きるのか
とても不思議なことですが、なぜかこんなことが起きています。それは一重に、過去の売買に携わった方々が、この様なポリシーで取引を積み上げてきたからに他なりません。つまり、とあるタイミングで今は200日移動平均線が下値支持線になっているから、今回は買いに入れなかったけど、次回は拾おうとか、最近トレンドが変わって、200日移動平均線が上値抵抗線になったから次に200日移動平均線にタッチしたら売ろうとか。取引をしてきた関係者のみなさんが、同じ思考で過去からの類推で取引をしているからこう言った綺麗な線になるんだと思います。
とすると、じゃぁ、これだけをみていればタイミングを狙ってスイングトレードできるんじゃ無いか?という囁きが聞こえてきますが、これは私のポリシーに反するのでやらないことにしています。積み立て入金じゃ無い、値を追う手間がかかる、値段が気になるの三重苦だからです。
まとめ
- わたしはテクニカルでもファンダメンタルでもなく、単なる怠け者ですが、こう言った綺麗なチャートを見るとなんか楽しくなります
- 単なる怠け者なので、この先もVYMとQQQを中心にひたすらバイ&アホールドでいこうと思います