はじめに
ここ数日米国市場は目に見えて下落傾向にあります。Covid-19のPositive caseの増加が大きな要因かと思いますが、これを見るにつれて、私がやるべきことはそう多くありませんが、ここにまとめておきます。
どんな具合か?
市場が荒れて、円高が進んでいるとはどんな具合かと言うと、こんな具合です。
S&P500
期間は6か月なので、S&P500指数が9月末のタイミングぐらいまで戻してきました。その前と言うと8月初ぐらいのタイミングの様です。直近の高値から8%ぐらい下落しています。
Nasdaq
こちらはNadaqですが、こちらは9月末ぐらいまで巻き戻しています。その前と言うと8月中旬ぐらいでしょうか?直近の高値から10/28の終値時点でおよそ8%ぐらい下落しましたね。
USD to JPY
こちらが為替です。Covid-19の煽りを受けて一時的に102円を割るところまで円高に振れましたが、一瞬にして戻りました。その後、じわじわと円高傾向が続き、ここ数日で再び105円を割り込みました。
やることは二つ
こうなったら駐在員がやることは二つしかありません。
- レバレッジETFを買い始める
Covid-19を経験して学んだことは、調整が短期的に終わることを前提とできるときは、一気に行かず少しずつ様子を見ながら実際に資金を投じることで、ボトムから回復まで付き合うと比較的平均買い付け価格を抑えられるという当たり前すぎるアプローチです。前回はSPXLでこれがはまったので、今回はSPXLとTQQQの両方で実験しようと思います。
と言うことで、手始めにSPXLとTQQQを2株づつ買い増しました。 - ドル転を始める
これはもう少しかなと思っていますが、日本円のドル転を徐々に始めるということです。但し、こちらの場合は株を買うのに比べて手数料が重いという点と、できなかったとしても特に困るものではないので、株よりもさらに様子を見ることになります。
具体的に言うと、私個人の感覚としては、円ドルレートが105円より円高に振れると準備をはじめ、103円台に入ったら少しずつ現金を動かしだすといった感じです。ここで有効に使えるのがTransferwiseです。手数料が安いというのもそうなのですが、取引のレートをオーダー後48時間固定できるので、さらに円高が進んだ場合は注文取消しをして、新たな注文を立てることで、さらに割安にドル転できることになります。そして、このドル転した資金を使ってさらにSPXLとTQQQを買い進めるという魂胆ですね。
結果こんなことになりました。
買い付けの記録を見て気づいたのですが、同じことを考えて昨日はTQQQを買っていたようですが、完全にこれを忘れていました。なので、TQQQはすでに4株追加購入したみたいです。買い付け価格が1日で$12ぐらい下がっています。さすがレバレッジETF、脅威的ですね。
まとめ
- 株式相場が調整する可能性が出てきて、これと時を同じくして円高が進んできたときに駐在員が取る行動をまとめました
- 今回はCovid-19のPositive caseの増加が直接の引き金になっている気がするので、2週間ぐらいしてピークを過ぎるころにはアメリカの大統領選挙が終わり、世の中が落ち着きだせばまた元の巡航速度に戻るだろうと想像して、少しずつ資金を投入しながら様子を見ようと思います。