はじめに
昔から、どちらかと言うと腕力で算数、数学などの問題を解決していた私には、久々に納得の表現だったのですが、そもそもこの言わんとすることが理解できる人は、世の中にどれだけいるのだろうか?と言う疑問がわいたので、ここにメモしておきます。
投資をしつつ対数をちゃんとわかっている人は全国民の0.5%程度?
高校三年間であまり勉強をせずに、四年目でまとめてこなした私には、どの範囲をいつ勉強したのか?と言う話は良く分からないのですが、調べると数学Ⅱ・Bの範囲のようなので、これは、標準的には高校二年でやる範囲の様です。
文部科学省の情報によると、現在の高校進学率は97%を超えているようです。
超雑な推論をして、以下の仮定を置いてみます
- とりあえず、人は文系か理系のどちらかに分類が可能
- 自分は文系と思い、大学の文系学部へ進学した人(雑に50%の高校生)は既に数学Ⅱ・Bを捨てているため対数が分からない
- 自分は理系と思っていても勉強をしていない人(特定ラインよりも下の大学への進学者)は数学Ⅱ・Bを理解していないため分からない。→理系高校生の95%としてみる
とすると、日本人が平均的に100歳まで生きるとした場合、1歳当たりの人口は120万人となるため、その内、対数をちゃんと理解して使える人がその5%の6万人と考えられる。
一方で、各年代において、積極的に投資をしている人の割合が10%だったとすると、対数をちゃんと理解して利用できる6万人のうち、投資をしている人も10%と考えられるため、投資をしている人でかつ、対数をちゃんと理解して使える人は6千人となり、これは1.2億人の日本人の内、0.5%、仮に私の地元の小学校に当てはめた場合、30人学級3クラスだったため、2学年に1人、もしくは全校生徒で3人いるかいないかの存在確立になります。
ほとんどのフォロワーはその意味が分かっていない可能性が高い
上記の通り、非常に雑な推論をすると、全国民の0.5%程度の割合でしか、投資をしていてかつ対数をちゃんと理解している人がいないことが分かりました。
今回のネタは、とあるTwitterアカウントのコメントをもとに推論してみたわけですが、このアカウント自体は、常に有益な情報を提供してくれているものの、対数の話をちゃんと理解できる人がこれだけ少ないことを思うと、実は話は殆ど伝わっていないであろうことが分かりました。
まとめ
- 対数の話を投資と絡めてできる人材は国内に0.5%程度しかいないことが推察されました
- 学校教育は実生活で使えないという話をよく耳にしますが、それを言っているほとんどの人は、実際には勉強をしていなかったか、利用方法を知らないだけである可能性が高いことを考えると、自分の子供にはやはりちゃんと勉強させようと思います