Pythonの基礎を学ぶには、京都大学学術情報レポジトリが効果的だった

はじめに

ここのところ、時間を見てはPythonを効果的に学べる情報がどこかに落ちてないかと探していたのですが、京都大学学術情報レポジトリが最も効果的だったと思うので、ここにメモしておきます。

https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/245698

基礎を網羅的に、けど多すぎない

Pythonのことは、かれこれ半年ぐらい?調べ続けていたのですが、何と言うか、とりあえずできればいいという感じのアプローチの物が多くて、もっとこう、基礎過ぎない基礎を網羅的に学べる情報が欲しいなと思っていました。

個人的な感想ですが、ネット上の情報って、言語に関係ないアルゴリズムの話や個々の関数の使い方の解説をひたすらしているものだったり、現役のプログラマが一般人には高度すぎることを話していたりと、ちょうどいいサイズのものが無い印象でした。

今回見つけた、京都大学情報レポジトリにあるプログラミング演習Python 2019は、恐らく入学したての京都大学の学生が、この先3回生、4回生になり研究を進めるにあたって、最低限必要となる知識を習得させるための講座のようで、本当に薄すぎず、濃すぎず、個人的にはちょうどいい感じでした。

最近の大学は、2学期制なのか3学期制なのか知りませんが、90分/週 x 12回とかの内容と思うと、忙しい社会人がサクッと学ぶにはちょっと多いかなと敬遠されるかもしれませんが、テキスト自体はソースコード込みで200ページぐらいなので、さほどではなく、フルで3日ぐらいあればこなせる分量でした。

これまで、色々なサイトを参照しながら、ぶつ切りでPython をかじってきたのですが、その辺の知識がようやくつながってきたそんな感じがします。

Pythonを学びたいんだけど、何から手を付けていいのか分からないという人は、一度参考に見てみると良いかもしれません。

ちなみに、この情報はやはり当時話題になったようで、CodeZineでも1年前に取り上げられていたようです。

https://codezine.jp/article/detail/11999

お礼

ここに書いたところで、誰に伝わるわけでは無いのですが、このような有用な情報を一般に公開してくれている京都大学、並びに講義ノートをPDFの形で、誰でもが参照し、プログラミングを学ぶハードルを下げることに貢献してくださっている喜多 一先生にも感謝申し上げます。ありがとうございました。

まとめ

  • Webを巡回しまくった私が、初心者がPythonを学ぶのに最適な、オンライン教材に関して記録しました
  • 知の共有が人類の発展を促すことは確実なので、こういった有用な情報を無償で提供している方々の懐の深さに恐れ入っています
  • 私も何か有益なものを残せる人生を過ごしたいと切に思いました

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