娘がしゃべる言葉の語順から見るメイン言語、「頂戴ティッシュ」

はじめに

かねてから、娘はどのように言語を獲得していくのかという点には、興味があったのですが、だいぶおしゃべりをする様になった娘の発言からその様子が伺い知れてきたので、ここにメモしておこうと思います。

ベースの言語は英語の方が優勢に見える

特に悩むことも無く、現地の幼稚園に通わせているため、我が家の娘は登園から帰宅まで、ひたすら英語しかしゃべれない人たちに囲まれて、色々と教えてもらっています。

一方で、帰宅後は翌朝の登園までひたすら日本語だけを浴び続けているので、どんな具合に言語を獲得していくのかと思っていたのですが、どうも彼女の中では、英語が主要な言語として成立している様に見受けられます。

そう判断する理由はいくつかあるのですが、一番大きいのは娘が使う語順にあります。

その一例が、「頂戴、ティッシュ」です。

恐らく、日本で日本語ネイティブとして育った子が、動詞+目的語の語順で言葉を発することはまれだと思いますし、言ったとしても、たまたま、偶然にと言うことになると思います。何故なら、この語順は日本語では倒置法に当たり、日常の会話で無意識に使うことは無いからです。

一方で、英語ではご存知の通り、動詞+目的語の語順が一般出来であり、最も利用される第三文型の主語を省略した形と考えられます。つまり、Give me some tissue. です。

また、これ以外にも、娘は英語の発音に結構厳格です。娘は英語ネイティブなので、もちろん私たち両親よりも、ListeningもSpeakingも優れています。そうなると、自分の知っている音以外の音で、何かを発音しようものなら、Noと言われます。

例えば、ウォーターと言おうものなら、No, waterと言いなおされます。

将来が楽しみです。

まとめ

  • こんな具合に娘が言語を獲得するにつれて、そのベースが英語になりつつあることに気が付いたのでメモっておきました。
  • というわけで、娘の日本語をどうするべきなのか、別の悩みが頭をもたげてきました・・・。

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