はじめに
自分の保有している株式の評価をする方法に、Yield on Costという考え方があります。これは、自分が掛けたコストあたり、いくらの利益(主に配当ですね)を毎年得ているか?という考え方です。
米国株式投資を開始して、2年ぐらい経ったので、主要銘柄の$QQQと$VYMに関してこれを整理してみようと思います。
$QQQと$VYMでそれぞれ、0.67%と3.34%
先に結論を書いておくと、以下の表の通りです。対象は配当だけにしているので、$QQQと$VYMを比較することに大きな意味はありませんが、私の主力2名柄なので、比較したくなっちゃいますね。
Ticker | # of Stocks | Yield/y | Total Dividend/y | Total Cost | YoC(%) | |
QQQ | 88.6 | 1.767 | 156.56 | 23,327.68 | 0.67 | |
VYM | 392.4 | 2.966 | 1163.86 | 34,887.13 | 3.34 |
NASDAQのサイトを見てみると、$QQQのDividend Yieldが0.47%、$VYMのDividend YieldがN/Aですが、$2.9/Shareと考えて、2.67%なので、いずれも今買う現物株式よりも高い利回りになっていることがわかります。
まぁ、当たり前って言えば当たり前なのですが、$QQQも$VYMも米国市場に上場している企業を束にしたものをベンチマークとして組成されているので、基本的には右肩上がりで株価も上がり、なるべく早く買い付けた方が、よりやすい年弾で買い付けることができ、株価と同じ様に配当も増えていくわけで、その増えた配当と、過去の株価を比較しているので、YoCは当然現在の配当利回りよりも高くなる可能性が高いです。
このYoCと言う値を、いかに高くできるか?というのは、投資における資金効率を考える上で、とても重要なことになります。
そう考えると、VYMではなく、VIGにしたほうが・・・という話もあるのですが、わたっは目的別に情報を整理するのが好きなので、配当は高配当系の個別株とVYM、キャピタル及び配当成長はQQQでという風に考えています。
これが、吉と出るが凶と出るかは、あと20年ぐらいたってみないと分からないと思いますが、まぁ、自分で決めたこと&とはいってもめっちゃ大きく外しているとは思わないので、もうしばらくはこの状況で行こうと考えています。
まとめ
- YoCと言う概念を使って、自分の投資における資金効率に関して確認してみました
- 当たり前と言えば当たり前なのですが、今のところ現時点での配当利回りよりはいい値を出せているので、まぁ、満足ではあります