はじめに
先日、仕事の休みを使って、日本へ一時帰国しました。当時はまだ、出国した国・地域により、成田に到着後、一定期間の隔離がありました。
巷では、この隔離ホテルで出される弁当がまずくて食べられたものじゃないと言う話だったのですが、私にとってはそうでもなかったと言うお話です。
1日3食、全部お弁当とお味噌汁
実際に出された食事は、どんなものだったかと言うと、食事の構成は毎食(朝昼晩)全て同じで、お弁当、味噌汁、紙パックのお茶とジュースでした。
お弁当の中身は、毎回違うものが提供され、私は全部で9食いただいたことになりますが、一度も同じメニューが出ることはありませんでした。
お味噌汁は、かやくと味噌をお湯で溶いて飲む、いわゆるインスタント味噌汁ですが、お味噌汁は、三種類ぐらいの中からランダムに配られると言った形でした。
最後に、お茶とジュースですが、お茶は毎回一緒で、ジュースはこちらも三種類ぐらいのものがランダムに入れられると言う形でした。
お弁当は美味しかったのか?
さて、このお弁当ですが、実際に味はどうだったのでしょうか?
ネットで検索をすると、色々な弁当が出てくるのですが、こちらの読売新聞のものが、私の食べていたお弁当にだいぶ近いと思います。
実際に、隔離された経験のある人に言わせれば、国が勝手に隔離しているのにもかかわらず、なんでこんな冷たい弁当を何日も食べさせられて、しかも部屋から一歩も出られないんだ。と、ストレスを溜める気持ちはわかります。
一方で、私は赴任先のテキサスからおよそ1年ぶりに帰国したわけですが、在米邦人の方々であれば、ご納得いただける通り、日系スーパーのおかげで各種食材に対するアクセスは恵まれているとはいえ、やはり、日本からの輸入であったり、現地生産だったりで、日本で日常に手にできたいたものが、できない不自由さはあるなと思っていました。
こんな私が、この隔離弁当を食べてみると、普通に美味しいなと思ってしまいました。
私自身は、日本にいた頃は美味しいものを食べるのが好きで、独身の頃から人を誘ってはよく食べに行き、毎月エンゲル係数が高すぎてヒィヒィ言っていたのですが、どうも、それなりの期間日本から離れることで、だいぶ食事に対する期待値が落ちていた様です。
まとめ
- 一時帰国に伴う隔離期間中の弁当に関してメモしておきました
- しばらくアメリカにいることで、食事に対する期待値が低くなり、これにより、世の中では何やら文句の多い隔離弁当に関しても、美味しくいただける程度にはなっていた様です。