はじめに
投資をしているとよっぽどの手練れでない限り、資産総額を狙って増やすのは相当難しいと思いますが、予想配当支払い総額を狙って増やすのはさほど難しいことはありません。これは、アメリカの企業は株主還元に力を入れており、日本の企業に比べて減配、無配のリスクが相対的に低いためです。
ここでは、投資のKPIにしている配当支払い総額の先行指標としての予想配当支払い総額を追っていこうと思います。
予想年間支払い配当額の推移
Firstradeから通知されるStatement ReportのEstimated Annual Incomeを時系列に並べた数字がこちらのChartです。この棒が$50,000を力強く突き抜けてくれることを一つ目のマイルストーンとして頑張っていきます。
$XOMの利確を受けて、一時的に$5,000を割り込んだ年間配当支払額ですが、その後の$ARCCや$VYMの定期買付けを受けて、およそ$5,500まで伸びてきました。
先日より買付けを増やしている$ARCCですが、8月末時点で$507まできました。保有株数が320株程度なので、この倍程度の株数を保有することで、$ARCCも配当$1,000クラブへの仲間入りです。
また、今月の配当予想が大きく増えた点に、先月は$SHELの配当金額が落ち込んでいたことを受けた、見かけ上の増減があります。これは、6月末時点の水準に戻ったということで、特別$SHELの買付けを増やしたわけではありません。
今年も残る所あと四ヶ月となりました。残り四ヶ月で、予想配当支払額をどこまで伸ばせるか?というのは引き続き、気になる点ではありますが、$6,000に到達できるとまた一つハードルを超えた感じがして良いかなと思います。