はじめに
自分の未来は、幾つになっても楽しみなのですが、世の中そうは思わない、思えない人が意外に多いのかもしれないと思うと、これはとても恵まれていることだと思うので、その点に関してメモしておこうと思います。
楽しみなのは、キャリア、子供の成長、その時の自分の心持ち
5年後、10年後の自分に関して、楽しみなことは色々とあるのですが、その中でも一際楽しみなのは、自分自身のキャリア、子供の成長、その時の自分の精神のあり方です。
自分自身のキャリアは言うまでもなく、ずーっとここから5年が勝負だと思いつつここまできている中で、まだまだ自分のキャリアの到達点を、自分では認識できていないと言う点に関して、こんなに楽しみで、こんなに恵まれていることは無いだろうと最近思う様になりました。
同期入社した240名のうち、進みの早い人、進みの遅い人、組織の外でキャリアを描き出した人、引き続き組織の中にいる人など、色々といますが、その中で、早くても遅くてもいいので、着実に歩を進めつつ、少しずつでも上がっていっている人はどれぐらいいるのでしょうか?
別の投稿でも書きましたが、いろいろな人との相対的な立ち位置がだいぶ変わりました。仕事上、なかなか同期と関わり合うこともないのですが、みなさん、どうなっていることでしょう?
多くの人は、そろそろ自分のキャリアの到達点が見えてきて、この先どうやってモチベーションを維持しようか悩み出す頃でしょうか?それとも、私の様に、そんなもの関係なく、とにかく自分が進みたい方向に歩を進めるために、ひたすら学び続けているのでしょうか?
どう言った感じの人が多いのかはわかりませんが、私自身は、40を過ぎてまだ自分のキャリアの5年後、10年後を考えるとワクワクするので、おそらく変わったタイプの人間なんだろうなと思います。今はまだ10年後の自分がどうなっているか、全く想像もつきませんが、10年後の自分は5年後の到達点あたりで大まかに決まりそうなので、まずは、ここから5年、またひたすらに頑張ろうと思います。
さて、一方で、子供の成長ですが、これは言うまでもなく、子供を持つ親であれば、等しく楽しみだろうなと思います。
私は子供に恵まれるのが遅かったので、だいぶ歳をとってから子供を授かりましたが、それでも上の子は4歳を過ぎ、少しずつ世の中の物事を理解し、自分自身の世界を構築し出しています。
子供に私の人生を生きさせるのは私が最も嫌いなことの一つなので、それをするつもりは毛頭無いのですが、それでもいろいろな世界を見せつつ、子供が何か大きな決断をする時には、その決断を支援できるだけの懐の広さと、子供との信頼を持っていられる様に、父親業も全力で継続しようと思います。
また、下の子はまだまだ立つこともできないぐらいなのですが、私が歳をとっていることもあり、身体的な部分では、いろいろなところで、すぐに歯が立たなくなると思います。ここで、そう言う点では息子に水を開けられつつも、学ぶことや、何かを継続的にやり続けることの大変さ、大切さ、その先にあるものの素晴らしさなどを伝えることができれば、きっと息子の人生も豊かなものになるだろうと思います。
それが実現できるまで、ひたすら父親業をエンジョイしようと思います。
また、最後に、これらのことが合わさって最終的な形になるのは、私が50歳を過ぎてから、55歳ぐらいが一つのポイントになるだろうと思います。娘は高校生、息子は中学生、私自身は役職定年を前にそれとどう向き合っているのか、妻も同じく、体力的に厳しい仕事とどう向き合っているのか。
この辺りの、家族の様々な転換点が55歳前後に重なるのですが、その時の私は何を考え、どこに心の拠り所を設け、全体のバランスを維持しているのか。
ちょっと変かもしれませんが、考えただけでも楽しみでしか無い。
まとめ
- 自分のキャリアが進み、自分でコントロールできることが増える一方で、キャリアに関しては、さらなる高みを目指して、5年後、10年後に備えると思うと、やっぱり楽しみでしか無いと思うのは、一般的にはちょっと変かもしれないなと思いますね。
- 家族に関しては、子供が多感な年頃に差し掛かった時に、親としてどう接するのか。相手を尊重しつつ、リスクリワードが最大限になるサポートができればいいなと思います。