はじめに
私は長期バイ&アホールドを志向しているので、ポートフォリオのベースはQQQとVYMで残りのちょこっとした部分で個別株などを買い、そのさらにちょこっとしたところで遊び半分で少しリスクの高いものを買っています。
先日このリスクの高い部分で利確をしたので記念にメモしておきます。
Trailing Stopが指った
ちょっと前にTrailing Stopという注文方法があることを知ったのですが、今回はこれが見事に約定したため、私が持っていたSPXL10株分が売りで約定したという話です。
私はTrailing Stopを%の売りで設定しておきました。詳細は忘れましたが、10-15%ぐらいだったと思います。これを設定すると何が起きるかというと、設定以降、設定時の株価を中心に一定割合(ここでは10−15%と私が設定した値)下落すると、Market Priceで売りを自動で気に出せるという仕組みで、その後株価が順調に上がっていくとその設定価格も順調に上がる一方で、株価が下がってもその設定価格は下がらないという優れたものです。
何が優れているかというと、90日間という期間で発注を出しておけるため、あまり深いことを考えずに損切りや利確ができるということです。怠惰な私みたいな人間にはもってこいの仕組みだと評価しています。
実現利益は
アメリカでは株式を買って以降、何日間保有していたかによって税率が異なるため、ポジションは注文単位で振り返ることができます。また、その結果自分が儲かったか、損したのか?に関しても当たり前ですが確認することができます。
今回のケースでは、私のSPXL自体は最初に打診買いをしだした頃のほんの2株の束が、4セットプラス端数で10株となっていました。
結果、利確したと思っていた私は実は損切りをしていた様です。日本の証券口座では個人で管理しようと思わないとそれを売るのは結果、損切りなのか、利確なのかわからない状態でごちゃ混ぜになってしまったと記憶していますが、アメリカはそうではない様です。
重要な気づきが一つ
これはとても重要な気づきだったのですが、上記の通り売りを出す時にはどの株を売るのかを自分では決めておらず、最も保有期間の長い株が勝手に売られていました。これは特に利確をする際に税率が変わってくるので、366日を跨ぐかどうかは今後意識しておいた方がいいポイントかと思いました。
まとめ
- 銘柄という観点では利確した気分になっていたのですが、個別の取引的に見たらまさかの損切りをしていた様です
- 個人的にはこのTrailing Stop OrderとレバレッジETFの組み合わせは特に右肩上がりの市場ではかなり使いやすいツールなんじゃないかと思うので、しばらくは火傷をしない程度にこれで遊びながらメインの積み立てを継続しようと思います。