はじめに
一般的にサラリーマンは毎月決まった額の給料をもらえる安定した職業と考えられていますが、そのサラリーマン(主に私ですが)がなぜあえて投資、特に株式投資をするのか、その理由を改めてまとめておこうと思います。
投資をする理由は二つ
もちろん、お金持ちになって、経済的自由を実現したいと言う当たり前すぎる理由は置いておいて、サラリーマンが株式投資をする理由は以下の二つに集約されると思います。
- 生涯賃金が見通せてしまう
- サラリーマンの給料はカモられている
各々、少し深くみていきたいと思います。
1. 生涯賃金が限られている
もちろん、サラリーマンとしてその生涯を終えるまでは自分がどこまで行けるのかなんて分からないのですが、確率的に考えてほとんどの人は社長になれません。おそらく、良くて部長、たまに本部長ぐらいかと思います。その場合、計算される障害賃金の平均値は、職種や業界により幅はありますが、およそ2億円〜4億円程度なんじゃないかと思います。
これはあくまでも平均値であり、もちろん走りきってみるまでは何が起きるかわからないのですが、おそらく±2σはこの程度に収まるんじゃないかと思います。サラリーマンとして全力を尽くすのはもちろんなのですが、将来が見えてるってちょっとつまらないですよね?なので、これをできるだけ大きくするために私は投資を始めました。
つまり、ストックを株式市場でリスクに晒すことで配当金と言う別の収入のルートを作り、更にマーケットの成長によるストック自体の成長を期待しています。これによって、積立による線形の成長と、配当再投資による指数関数的な成長を取り込もうとしています。
2. サラリーマンの給料はカモられている
これは私以外の方々も実感としてあるかと思いますが、給料の額面がいくら増えてもなんだか手取りって増えている気がしないと思いませんか?多分、その感覚は正しくて、理由は大きく二つあります。
一つ目は、日本の累進課税制度が結構きついという話と、年々、控除というとわかりづらいですが、税金、保険料などなどが値上がっているため、天引きの金額が増えているという事実です。
なんでこんなことが起きるのかというと、国としては取りやすいところから手っ取り早くとるという最も合理的な選択をしているからです。そのため、この国の労働力のほとんどを占めかつ、収入の状況が確実に分かるサラリーマンからとってしまえという話になっています。
この網から逃れるには、会社以外からの収入を得て、より税率の低い区分で課税させる様にしなければなりません。それが総合課税から分離課税への移行に他なりません。税金の話は私も素人なのですが、ポイントは総合課税で課税されると、給料と合算になるので課税対象収入が上がり、税率が上がる可能性がある一方で、給料とは別の分離課税になると、それだけが課税対象とみなされるため、税率は低くなる傾向にあるということです。
結論は
なぜ、フローをストックに変えて、ストック、主に株式投資からフローを得るのか?私の導き出した答えは二つです。
- 多少のリスクを取っても手間がかからない方法で生涯賃金を上げる
- サラリーマンとしての収入以外に収入を得ることでトータルでの税率をさげる
まとめ
- 投資を始める理由は人それぞれですが、私は生涯賃金が計算できてしまうのが嫌です
- サラリーマンとして頑張るのは前提ですが、カモられたままは嫌なので別の収入源を作りたい