アメリカではCovid-19との戦いはほぼ終わった話になりつつある

はじめに

いくつかの報道でもある通り、アメリカでのワクチン接種率の増加を受けて、アメリカにおけるCovid-19との戦いがほぼ終わりを迎えようとしている様なので、それに関して記録しておこうと思います。

ワクチンの接種率は40%ほど

アメリカのCovid-19に関する状況が恐ろしくわかりやすく表示されているサイトがあったので、こちらにリンクを貼り付けておきます。

https://www.nytimes.com/interactive/2021/us/covid-cases.html

TheNewYorkTimesより

こちらのサイトによると、4/30時点で、ワクチンを少なくとも1回接種した人が44%で、2回接種して完全にVaccinatedになった人が全国民の31%とのことです。

一方で、陽性として報告された全てのケースが、32,374,488件であり、これはアメリカの全人口の10%強程度に相当する数字になります。

これらを勘案すると、すでにアメリカの人口の55%程度の人が何らかの形で、Covid-19に対する抗体を獲得しており、もう少しで集団免疫の獲得を達成できるところまで来ています。

感染者数のグラフを見るとわかる通り、最もPositive caseの多かった第三波の後は4月以降、多少の増加はあるものの、基本的には現象の一途を辿っています。

アメリカで、一般の成人がワクチンを摂取できる様になったのが、3月下旬であり、その効果が現れてくるまでの時間が多少のケースの増加を許したと考えると、この先、アメリカではPositive Caseの報告が減少の一途を辿ることは、間違い無いだろうと考えられます。

ワクチン摂取はどんな形だったのか

最終的に、複数のルートでワクチンを摂取することができた様ですが、私はダラスの運営しているMass Vaccination Siteでドライブスルーでワクチンを受けてきました。

予め自分が登録しておいた携帯番号に、ダラス市から連絡が来て、事前のスクリーニングを通過すると、QRコードが生成されるため、それを持って、予約した日時に車で乗りつければ無事にワクチンの摂取ができます。

私のケースでは、MODERNAのワクチンでしたが、別の会場で接種した妻はファイザー製のワクチンでした。

まぁ、何でも良いのですが、少なくとも1回摂取できれば多少なりとも抗体を獲得できる様なので、我が家はこれで一安心です。

ちなみに、巷では2回目の摂取の後の方が副反応が強いという噂も聞きますが、2回目のワクチンを昨日接種した私の状況はあまり変わらず、腕が多少だるいといったこと以外は特に目立った副反応はありませんでした。

この先のこと

前出のNYTのサイトのある通り、ワクチン接種状況に関して、アメリカと日本では雲泥の差があるため、日本のみなさんがワクチンを接種して抗体を獲得するまでには、まだまだ長い時間がかかりそうですが、このワクチン摂取率の違いを日本政府が認識して、ワクチン接種済みの人に関しては、入国後二週間の隔離措置や、出入国前後のPCR検査の免除などに踏み切ってくれると、個人的にはとてもありがたいと思いますが、どうでしょうか?

まとめ

  • アメリカでのコロナの状況に関して簡単にまとめました
  • ワクチンの副反応は、2回目の方が大きいという話をチラホラと聞きましたが、こと私のケースに限っては、1回目も2回目もあまり変わりませんでした
  • ワクチン接種の有無が異動の自由に関わるとなるとそれはそれで、人権の侵害になる可能性もあるのかもしれませんが、海外に住む日本人としては、それを加味した上で、帰国後二週間の隔離やPCR検査の免除を検討していただけるとありがたいなと思います

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