不妊治療における男の役割は重大なので、過度なプレッシャーは禁物だとも思う

はじめに

以前、不妊治療における男の役割は限られているという話を書きました。これに関しては、今でもその考えは変わりません。一方で、だからと言って責任が無いとか、女性よりも気が楽だという話では無いので、その辺りに関して、メモをしておこうと思います。

単位時間あたりの責任はとてつもなく大きい

不妊治療において、女性の果たす役割は大きく、長い時間をかけてゆっくり仕上げていきます。

具体的にいうと、生理が始まってから医者へかかり、その後いくつかのピルを服用し、コンディションを整えます。妻曰く、このピルはピルで、副作用があり気分が優れないことが多い様です。

その後、排卵誘発に向けて、10日間から2週間ぐらい朝晩注射を打ち続けます。1日あたり5本ぐらい打っていると思います。その間も定期的に医者へかかり、採卵日に向けて準備を進めていきます。

一方で、その間男性のできることと言ったら、女性がそれに集中できる様に、その他の色々なことをすると言ったところかと思います。日常の家事、子供の世話など、女性が普段であれば難なくできることも、採卵日が近づくにつれて、お腹も張り、不自由になることが多いので、それを積極的にやると言ったところでしょうか。

そして、採卵日当日は男性にも大きな責任を伴う役割があります。それが、性液の採取ですね。

ここは、どうも世の中の女性には理解されていない様ですが、結構なプレッシャーがかかります。

色々なものがあるのですが、詰まるところ、「ここで自分がちゃんとできないと、ここまでの自分のパートナーの努力が全て水の泡になってしまう」と思うと、これまで、色々な不調に耐えながら、自分で注射なども打ち、頑張ってきたパートナーの努力に報いようと思うと、かなりのプレッシャーがその日、その時にはかかるという話です。

ここに関して、パートナーとの理解がすれ違っていて、いつでもできるでしょ?とか、いつでも大丈夫なんでしょ?とかと思われていると、すれ違いが起きる可能性が高いと思います。

まとめ

  • 不妊治療において男性が負う責任に及び、それに伴い生じるプレッシャーに関して記録しておきました
  • おそらく、男性目線でこう言ったことが書かれている記録は少ないと思うので、誰かの不妊治療の参考になればと思います

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