はじめに
先日Google Cloud Platformからメールが届き、なんでか分かりませんが、VMインスタンスをF1-microからE2-microに変更してくれと言われました。
ここでは、その手順をメモしておきます。
マシンタイプの変更手順
こんなものは、インターネットの海の中にいくらでも落っこちているのですが、本家Googleの示す手順はこちらです。
簡単に説明すると、
- 対象のVMを停止する
- マシンのインスタンスの詳細を表示
- マシンタイプを変更
- 対象VMを起動
です。
VMの停止は良いとして、インスタンスの詳細を表示するところから追って行こうと思います。
まずは、Compute Engineの画面を表示します。
続いて、対象のVMインスタンスを選択します。
そこに、現在のマシンタイプが記載されています。これは既に変更後の画像なので、e2-microになっていますが、私の様に無料の範囲内でやってきた人は、ここがf1-microになっているはずです。
編集をクリックして編集モードにします。
マシンタイプをプルダウンから選択し、
下の方で保存を押して押しまい。
画像では、VMが停止していないのでマシンタイプの変更は無効になっていますが、VMが停止していればここをいじることができます。
すべての変更が終わったら、「保存」を押して作業完了です。後は、VMを起動して、必要なサービスを再開すればおしまいです。
なぜこんなことをするのか?
Googleからのお手紙には、以下の通り記載されていました。
We’ve identified that you’re using an F1-micro instance that is a part of the Compute Engine Free Tier. As we improve the experience of the Free Tier, we will be introducing the E2-micro VM, which is a part of a second generation VM family. It offers additional resources for your use, specifically 0.25 vCPU (which burst to 2 vCPU periodically) and 1 GB of RAM.
Googleからのお手紙
端的に言うと、同じ無料でももっといいの用意したから、そっち使ってくれない?今度のは、0.25vCPUと1GBのRAMが使えるよ。ってことの様です。
続いてこんなことも書いてあります。
The Free Tier F1-micro VM is changing to the E2-micro VM as the VM to use for free. On August 1, 2021, E2-micro Free Tier will be introduced. Follow these steps to change your machine type to E2-micro to avoid incurring charges for continuing to use F1-micro after August 31, 2021.
Googleからのお手紙
8/1にE2-microの無料版をリリースするからそれを使ってね。じゃなかったら、8/31以降は、F1-micro使ってたら課金するからね。
と言うことでした。
なので、趣味のブログに極力お金を掛けたくない私は、喜んでF1-microからE2-microへインスタンスを変更しました。
まとめ
- Googleからのアナウンスにしたがい、マシンタイプを変更する手順をメモしました
- 今後も安くサーバーを運営し続けるための、色々なメモを残していこうと思います