はじめに
日本、米国に限らず、普通株式を買っている限りは、株式の購入とともに議決権を行使できるようになります。端的にいうと、株主総会に参加し、投票をすることができるようになるということです。米国株投資をするようになり始めて議決権を行使したのでここにメモしておこうと思います。
手続き
手続きというほど大層なものは必要ないのですが、私が株式を買い付けているFirstradeでは株主総会の時期に合わせて、ProxyVote.comと言う組織からVote now!と言うタイトルのメールが送られてくるので、ここからが手続きの始まりです。
- Webpageへ移動
メールのVote Nowボタンをクリックし、投票用のページへ移動します。 - PINを入力
投票用のページへ移動すると、PINの入力を求められます。私は、PINなんて設定した覚えがなかったので、迷わずRequest PINのボタンをクリックしました。すると、PINが記録されたメールが別途自分のメールアドレス宛に送信されてきました。このPINを入力していざ投票開始です。 - 閣議案への投票
今年の株主総会の議案がリストされているので、順次For/Againstなどを選択しSubmitすれば終了です。
議決権行使を終えての感想
日本だと議決権を行使するには、郵送で事前に送付するもしくは、株主総会に参加して行使しなければならないところでしたが、オンラインで議決権行使できるあたり、アメリカの仕組みは進んでいるなと思いました。これは、やはり国土が広大すぎて、遠隔力投票できなかった場合、株主総会のためにアメリカを東西南北津々浦々しなければならなくなってしまい、株主への負担が大きくなることに対する配慮があったのではないかと思います。
また、遠隔投票も紙ではなくオンラインでできるようになっているあたり、手間が掛からずとてもカジュアルに投票できて個人的には嬉しいのですが、オンラインでの操作に慣れていない方などは多少戸惑うだろうなとも思いました。
まとめ
- アメリカでは株主としての議決権行使もオンラインでできるようになっていました
- 投票はとても簡単なので、1株以上の株式を保有している方は是非ともチャレンジしてみてください