米国株式で2年半運用した成果は、25.1%の資産の増加でした

はじめに

気がついたら、米国駐在を開始し、現地で資産運用を開始して2年半が経ちました。この間の資産運用の成果を振り返っておこうと思います。

運用の成果は25.1%の含み益

タイトルの通りですが、この間$1000.00の資金から毎月積み立てを継続し、投資を2年半継続した結果、含み益は25.1%まで膨らみました。

最初数ヶ月は、生活の立ち上げに資金が必要だったことや、初めてやることで勝手が分からないこともあり、プラスマイナスを行き来しながら、基本的にはマイナス圏にいることが多かったようですが、半年経ったあたりから含み益が定着したようです。

これはおそらく、2018年末の米中貿易戦争の影響で安くなった時に買えたものたちが、その後の上昇を牽引したものと思います。

その後、1年間、コロナショック到来まではひたすら含み益のままでした。とはいっても、そもそもの投資額があまり大きくないのと、少しチャレンジをする前にAGGを使ってクッションを作っていたこともあり、含み益はあまり大きなものにはなりませんでした。

十分にクッションができたなと思ったあたりで、すこし刺激的なものは無いかな?と探していた頃に、レバレッジドETFを発見し、SPXLへの投資を開始しました。

こちらも、勝手がよく分からないこともあり、少量からの利用だったのですが、2,3ヶ月するとコロナショックに巻き込まれ、下落したところで買う枚数を増やし、これが奏功して現在のポートフォリオの利益率ランキングで圧倒的なトップをひた走ることとなりました。

また、時を同じくして、投げ売り状態になっていたエネルギー関連銘柄や、タバコなどを買い増し、RDS.Bの減配などにも巻き込まれながら、なんだかんだ言いつつも配当とキャピタルと両方を獲得することに成功しました。

結果、配当再投資込みで、証券口座に置いてあるCashも含めた口座全体の評価額$131Kに対して、入金額が$104.8Kなので、含み益はおよそ25%程度ということになりました。

成果としてはどうなのか?

この成果に対して、個人的には大満足です。

何をベンチマークにするかによって色々な評価があるのは事実ですが、個人的には資産運用は、インフレに勝てることが最低条件で、株式運用のリスクプレミア分相当などはあればラッキーぐらいに考えています。また、それに加え、資産形成の過程をそれなりに楽しめることぐらいを評価軸にしています。

この間の米国のインフレ率は、2%に遠く及ばず、株式のリスクプレミアムを4%程度とすると、年率6%もあれば十分に元が取れる計算ですが、この間の利回りの算術平均が10%程度となるので、SPXLなどの安全にレバレッジをかける方法も学びつつこの成果なので、十分な成果だったかなと思います。

一方で、この2年半は相場的にはとても恵まれた環境であったことも事実で、多少の調整を挟みながらも基本的には右肩上がりの相場が続いたので、ある種利益を出せて当たり前の状況でもありました。

この先の相場が同様の動きとなることはなく、色々と紆余曲折することが想像されますが、何よりも重要なのは、相場に居続け、ベースとなる部分でひたすら固く買い続けることだと思いますので、この先も馬鹿みたく入金力の限りを尽くしてベースを固めようと思います。

まとめ

  • この2年半の投資成績を振り返りました
  • 投資に関しては、歴は長くなりましたが、基本的には素人なので固いものを買ってしっかりとホールドし続けるスタンスです。それが奏功したのかどうかはわかりませんが、とりあえず満足な成績ではあります
  • この先も、QQQとVYMを中心に買い付けを続け、SPXL、TQQQなどで少しスリルを味わいつつ、資産形成を楽しんでいこうと思います

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