はじめに
投資をしているとよっぽどの手練れでない限り、資産総額を狙って増やすのは相当難しいと思いますが、予想配当支払い総額を狙って増やすのはさほど難しいことはありません。これは、アメリカの企業は株主還元に力を入れており、日本の企業に比べて減配、無配のリスクが相対的に低いためです。
ここでは、投資のKPIにしている配当支払い総額の先行指標としての予想配当支払い総額を追っていこうと思います。
予想年間支払い配当額の推移
Firstradeから通知されるStatement ReportのEstimated Annual Incomeを時系列に並べた数字がこちらのChartです。この棒が$50,000を力強く突き抜けてくれることを一つ目のマイルストーンとして頑張っていきます。
2021年は前年に比べて予想配当の伸びが小さく感じられますが、おそらくこれぐらいが正常な推移だと思います。
昨年の初頭はコロナショックの前後あたりが、高配当の個別銘柄を買い始めたタイミングなので、一気に伸びていますが、最近では個別銘柄もそこそこ値が張るようになったので、しばらくはETFと相対的に安く見えるBTIを中心に買い付けていくアプローチに推移しています。BTIの買いを増やしたことで、また支払い予定配当の増加に加速がついています。