はじめに
アメリカのクレジットカードの入会ボーナスが日本のそれとは比較にならないものであることは、よく知られていることと思いますが、今回はUpgradeボーナスに関する記載です。
Credit Cardの更新の際に交渉をしないのは単なるカモとしか思えなくなってきた・・・。
日本だとそんなこと絶対に考えなかったのですが、ここアメリカではなんだって交渉です。交渉というか、おそらくみんなダメもとでいろいろと言っていますが、何か引き出せたらラッキーぐらいの感覚なんだと思います。
今回は、ここまで3年ぐらい利用した私のAmex Platinum Cardの件です。
これまでは気にせずに更新していたのですが、今回の更新で年会費が$550から$695に値上がることが分かっていたので、年会費の支払い前に電話をして、やめる意思を伝えてみました。すると、更新してくれたら20,000ptをあげると言われました。
更新で20,000pt自体は0と比べると良いので、これ単体では別に悪いディールとは思わないのですが、その前に妻のカードを更新した際に、30,000ptのオファーがあったので、それと比べると見劣りします。
ということで、いろいろと考えた結果、一度プラチナをダウングレードして、Amex Greenにすることにしました。これにより、$695の年会費が一気に$150まで落ちるので、個人的には満足でした。
Amex Greenを受領して、2週間ほどしたところで、改めてAmex Appを見てみたところ、今度はCredit CardのUpgrade Bonusというオファーが表示されていることを確認しました。
これによると、今手元にあるカードをPlatinumにUpgareして、$6,000を半年?だったかで利用した場合、75,000ptをもらえるという特典です。
一瞬頭が混乱しました。
Platinumカードを更新する方法は3つありました。
- 何も考えずに年会費を支払う
- 交渉したうえで、何かのベネフィットを得る
- 一度カードの種別を変えたうえで、改めてアップグレード
どのルートを経るかによって、同じ$695を年会費として支払ったとしても、得られるベネフィットかこんなにも違うようです。
ちなみに、3はなぜこんなにめんどくさいことをやるのかというと、Credit Historyのためです。
一度Cardを解約してしまうと、Credit Ageがそこで止まってしまい、Credit Scoreにマイナスに働くのですが、カードを維持したままでダウングレード、アップグレードする場合にはこれは影響を受けず、一つのアカウントをずーっと開けていることになります。
と言った形で、私の手元に届いたAmex Greenは高々2週間でその役割を終えることとなりました。
まとめ
- 英語で電話でのやり取りができる人にとってはなんて事の無い手間なのですが、これができるできないで、同じ年会費で得られるベネフィットがこうも変わると思うと、やっぱり、この国では、何にしても声をあげてこちらの主張をしないことにはカモられるなと思いました。
- これをすることで、本来は何もベネフィットが無かったCredit Cardの更新に75,000ptのベネフィットが付きました。ちなみに、75,000ptはANAのマイルに変換すると、Lowシーズンでビジネスに載れた気がします。