はじめに
先日、私が所属する組織の第三四半期決算報告があったのですが、その際に発表された増配を受けて、ついに半期の税引後配当金で住宅ローン1回分を支払えるまでに、配当金が膨らんできたので、その記録です。
配当金による住宅ローン代替率
以前、どこかで記録した気もしますが、もし、配当金で住宅ローンの支払いをカバーできるような状況になれば、実質住宅ローンは完済したも同然の状況となるため、経済的な負担を軽くするために、まずはその状態を目指しています。
私の住宅ローンは、毎月の返済額を1とすると、凡そ年間13程度の支払いをしています。今回、所属組織の増配を受けて、このうちの2を所属組織からの配当だけで賄える状況になりました。
また、これとは別に、アメリカでコツコツと買い続けいるETF等からの配当もあり、およそ4年間の投資の成果として3~4程度を賄えるぐらいの金額にはなってきました。もちろん為替の影響があるので、年によって変わりますが、$1/\130の状況で凡そ4程度を賄えています。
これらを考慮すると、現在私の持っている金融資産が毎年生み出す利益だけで、5~6程度の住宅ローンを代替することができます。これは、率にして38.5%~46.2%ということで、だいぶいい線来たなという印象です。
まずは50%ぐらいの代替率を目指しつつ、最終的には100%まで持って行きたいと思います。
配当でローンを返さないのか?
ここで首をもたげる疑問としては、その配当でローンを返さないのか?という話かと思います。
とりあえず、私は返さないことを選択しました。
配当でローンを返済すれば、月々の支払い負担も低下し、楽になるのは事実なのですが、ローン返済というのは、あらかじめ決められた利率で一定期間運用することと同じで、私の場合金融機関のローン金利がそれにあたり、1%を軽く切っています。
一方で、元本の増減はありつつも、ある程度の成長が見込め、かつ、その割合がどうやっても1%を軽く超えてくる場合、その利回りの差の複利分だけ自分に利益をためることができるため、私はローン返済は一定のペースで実施しつつ、並行して投資を継続するというアプローチをとっています。
仮にローン金利が0.5%だったとした場合、今月返済する\100,000は35年後には\119,000程度の評価額になります。つまり、35年後の\119,000を返すために今\100,000を返すことになります。
一方で、これを投資して運用した場合、利回りは保守的に3%と見積もったとしても、35年後には\209,000程度になります。この\209,000と\119,000の差分の90,000が私の利益として残ります。
\100,000を基準に考えた場合ですら、これだけの差分が出るのですが、これがもっと大きな額、例えば、100万円、1000万円となった場合、どうなるのかは火を見るよりも明らかだと思います。
なので、私は何かあった時に配当だけで住宅ローンを返済できる状態を獲得しつつも、配当を支払いに充てることは無く、永遠に投資に回すことを選びました。
まとめ
- 配当がそこそこいい感じになってきたので、住宅ローンを基準にどれだけ代替できるようになったのかを整理しました。
- また、合わせて、なぜ配当で住宅ローンの支払いをしないのかをメモしておきました。