娘ちゃん散髪をする

はじめに

最近、娘の髪がだいぶ伸びてきたこともあって、ついに妻の許可のもと散髪をすることにしました。せっかくなので記録として残しておこうと思います。

家散髪の準備

まだまだ2歳になったばかりの娘は散髪が何かを知る由もなく、娘に気づかれない様に娘の集中を他に逸らしながら、短時間でさっと追えなければなりません。また、2歳とはいえ女の子なので、それなりに見える様に仕上げなければなりません。なかなか難しい課題ですが、父親としての威厳を保つために確実に超えたいハードルではあります。

散髪に必要なのは4つの道具です。

  1. 椅子
    説明するまでもないと思いますが、散髪中に子供が座る椅子です。自分が立って髪の毛を切ることをかんがえると、自分が立った状態で肘を90度に曲げたぐらいよりちょと高いところに娘の頭がくる様にするととてもきりやすくてストレスがないと思います。ウチでは娘が食事に使っているいつもの椅子を使いました。
  2. ハサミ・櫛
    いうまでもありませんが、ハサミはとても重要です。髪の毛を切るハサミと日常で紙を切るハサミは全然別物なので、必ず散髪用のハサミを使います。でないと、切った後に娘の髪の毛は断面がギザギザになりその後髪が痛むこと請け合いです。必ず散髪用のハサミを使います。

    Amazonなどで調べるとすぐに出てきますので、子供が生まれたら一本、買っておくことをお勧めします。普通のハサミに比べるとちょっと値段が張りますが、年単位で利用すると思うとあまり気にならないかもしれません。
  3. Netflix
    実はこれが一番重要かもしれません。もちろん、Netflixである必要はないのですが、子供の意識を逸らし、じっとそれに集中している状態を作り出す必要があり、我が家ではNetflixのPJ Masksを見せておいたという話です。ただでさえじっとしていられない子供ですので、何かがないことにはすぐに椅子を降りてしまいます。
  4. 風呂敷
    これは私の趣味で風呂敷にしましたが、髪の毛が洋服とかにつかない様にする単なるカバーです。私も子供の頃は家で散髪をしており、その際に風呂敷を使っていたのでその前例に倣い風呂敷を娘にかぶせました。

いざ散髪

実際の散髪は時間との勝負です。10分椅子に座ってくれていたら奇跡と考えた方がいいぐらい子供は動きたがるので、なるべく手早く済ませる必要があります。もしかしたら、何日かに分けて切りそろえていくぐらいの気持ちの方がいいのかもしれません。

我が家の娘は妻の趣味により髪の毛を結いて頭の上で一つにまとめるのが好きな様で、それを崩さない様に、切り進めていきました。今回は、娘の初散髪だったということもあり、横と後ろの髪の長さがだいぶまちまちになっていたので、これをそれなりに見える様にするのが目的です。

髪を上でまとめているというのはある意味都合が良く、その状態から横と後ろのカットをしました。もともとは濡らしてからきりたかったのですが、娘がそんなことに付き合ってくれるわけもなく、ドライカットにしました。ただでさえ細くて掴みづらい子供の毛が、ドライでカットなんてできるのかちょっと心配はありましたが、奇跡的に何とかなりました。

私たちの様な素人が髪の毛を切る際に最低限注意すべき点は以下のとおりかと思います。

  1. 部分で分ける
    これは冒頭でもちょっと触れましたが、頭を4分割して考えます。頭頂部、右、左、後ろです。プロはもっと細かく考えているはずですが、素人はこれで十分です。これを意識しながら髪の毛を切るだけで、そこそこ纏まりのある仕上がりになると思います。
  2. 一度に切る量は多すぎず
    髪を切るときは、多少の髪の束を櫛でときながら自分の手元に持ってきて、それを自分の手の人差し指と中指で挟んだ上で切ることになりますが、この切る量が問題で、多すぎるとうまく切れないし、少なすぎると永遠に終わりません。私の感覚ですと、髪をといて指で挟んだ後、人差し指の関節二つ分ぐらい、およそ4〜5センチぐらいがきりやすいかなと思います。切るときはハサミを一気に閉じます。ジョキジョキやってるとその分だけぐだぐだになります
  3. 既に切った部分と長さを合わせていく
    髪の毛を自分とか素人が切って、長さがうまく揃わないのはこれを知らないからだと思いますが、髪の毛を摘む際には、既に切った部分も含めてつまむことをお勧めします。それに合わせる形で長さが揃っていない部分を切っていくことで、周辺の髪の毛の長さが揃っていき、素人が切った割にはそれなりにまとまった仕上がりになります。

これだけ意識すれば、何となくそれなりな感じには仕上がると思います。あとはイメトレと実際にやってみるだけです。正直、子供の髪を切るのは難しいので、まずは手近な小学生、中学生ぐらいの髪の毛を切らせてもらい感覚を掴んでから子供の髪を切るとスムーズにいくと思います。

反応は

娘はもちろん、髪の毛を切られたことを知る由もないのですが、妻の反応は上々で、思ったよりもうまくまとまっていたのでちょっと安心した様でした。これぐらいなら、この先も切らせておいても大丈夫そうだなと思った様です。

まとめ

  • 子供の散髪はなかなか難しいのですが、全くできないものではないので、興味がある方は家庭内で合意をえた上でやってみることをお勧めします
  • 短時間のうちにそれなりにまとめるのに重要なのは周到な準備とイメージトレーニングです。

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