はじめに
この人はどう言う人なのか?と言うことを判断するために、相手の人との距離を少しずつ詰め、時間と空間を共有することは、とても有用な手段だと思います。一方で、それはある程度繕うことも可能です。
では、そんなときに相手の価値観に触れようと思ったら、どうしたらいいか?と言う点において、私が考えていることをメモしておきます。
限りがあるものには価値があり、価値があるものは浪費できない
多くの人は、有限のもの、もしくはその人が有限と考えているものを浪費することができません。なので、その有限のものを利用する際には、優先順位をつける必要があります。これが、そのままその人の価値観として評価可能だと思います。
最も簡単な例だと、お金だと思います。
多くの人にとってお金は有限のリソースであり、子供であればお小遣いの範囲内で、社会人であれば、毎月の給与の範囲内でお金を使うことになります。これがうまくできない人は、お小遣いの前借りや、消費者金融での借り入れ、カードのキャッシング、リボ払いなどに手を染めることになります。
一方で、本当は有限なのにもかかわらず、あたかも無限にあるように思われているのが、時間だと思います。
誰もが知っているはずですが、人生の時間は有限です。人生100年時代といっても、元気で体の自由が効くのは、70歳ぐらいまででしょうか?70x365x24x60=3,679,200分というのが、私に与えられた時間だとすると、その4/7はすでに消費したことになります。
残りの3/7を何にどう割り当てるのか?に私の価値観が現れます。
年初に1年の目標を設定したときに、その目標はこの価値観に沿っているべきであると思いますが、私の最優先事項は、自分と家族の健康です。働いてお金を稼ぐのはそれを実現するためにあります。あまりに無茶なことをしなければ、働かなくても食いつないでいけるようにするために、資産形成をしています。この状況に達するまでには、まだまだ時間がかかりますが、不可能ではないだろうと考えています。
次に、優先順位が高いのが、家族のことをそばで見守るということです。娘の成長ももちろんですが、妻のこと、両親のこと、兄弟のこと。これら、私の家族のことを、そばで見守ることができる状況を作り上げるために、資産形成をしています。
資産が資産を作る状況を作り出さないと、自分の時間を切り売りして、労働を続けなければならないです。この状況をいち早く脱するために、最大限の効率で投資の種銭を作り、最大限の効率でこれを大きくするために、ガンガン働き、ガンガン投資をしています。
人生において、時間が限られた資源だと考えると、色々と世の中の見方が変わってきます。そして、その変化する世の中の見方すらその時々によって変わると思いますが、それに応じて、有限のリソースをどう割くかにその人の価値観が現れるというのは、ある種当たり前なのかもしれません。ただ、それがあまりに当たり前すぎて、見過ごされてしまいがちなのもまた、事実かと思います。
まとめ
- 行動に現れる価値観に関してメモしました
- 有限のものを何に割くか?に価値観は現れるので、どんな人か興味がある人がいたら、どんな時間の使い方をする人なのか?に目を向けると良いかもしれません。