最も大きく張っている銘柄が、実はテンバガーしていたと言う話

はじめに

折に触れて、私が一番投資している対象は、私が所属している組織の持株会だと言う話を記録していますが、最近の日本株の好調なこともあり、ついに最安値と比較して株価が10倍になってしまったので、記念にメモしておこうと思います。

実感はないがテンバガー、評価額で言うとファイブバガー

私が持株会に加入したのは、入社後の最速のタイミングでした。その頃から、全力持株会を継続している私の持ち株数は、その辺の社外取締役などよりもはるかに多くなっています。

これだけの期間、持株会に対して拠出してくると、良い時もあれば、悪い時もあるので、色々と精神も鍛えられるのですが、やはり天引きで、それ自体を無かったことにしながら積み立てつつ、引き出しにも多少の手間がかかるあたりが、制度としてかなり優れていると思います。

私の加入後すぐに、リーマンショックなどがあり、株価は地を這う様に低迷を続け、そのおかげもあり、持ち株数だけはその頃も十分に増やすことができました。その後、任期満了に伴う社長交代、アベノミクスの勢いを借りて、業績を拡大してきた私の所属する組織は、気がついたら最底辺の時の株価の10倍を達成してしまいました。

このメモが天井を示すサインにならないことを切に願いますが、まぁ、下がったら下がったで、株数を増やせるので、それはそれでいいとしましょう。

そんな私の持株会ですが、仮に、今まで積み立ててきた額を一括で投資できたと仮定した場合、それだけで送り人な訳ですが、流石にそこまでは行かず、ドルコスト平均法の負の面が現れた形になりますが、それでもまさかの半送り人になってしまいました。

仮に、今の業績を向こう10年継続できるとし、株価が次の10年で今の10倍になったとすると、何が起きるのでしょうか?考えるだけでもワクワクしますが、今私の手元にある、持株会の評価額が単純に10倍になってしまいます・・・。

そんなに都合のいい話が続くわけはありませんが、想像するのは自由&それを実現するのは、従業員たる私たち自身なので、実現できる様に頑張ろうとすら思えてきます。

まとめ

  • 世の中では色々と言われることの多い従業員持ち株制度ですが、私の資産運用においては、これ以上優れた投資方法を私は知りません。強靭な精神力を持っている人がいたら、その人は全力S&P500一括投資&気絶がいいと思うのですが、ほとんどの人には向いていないと思います。
  • 従業員持ち株制度の最大のポイントは、会社の業績が、給与・賞与以外の方法で従業員に還元される点にあり、その仕組みをしっかり理解できると、所属する組織によっては、これ以上ない優れた制度と評価できると思います。

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