はじめに
3月から始まった外出自粛要請が4/30で失効し、5月以降は延長しないことをGov. Abbotが数日前に宣言し、5/1以降は徐々に経済が再開されることになります。これに関して、ここにメモしておこうと思います。
再開のステップ
原文はここにあり、最も詳しく書いてあります。
簡単に言うと、
- 2020年5月1日 0:01amから有効
- 小売業は入店者数を25%までに絞る
- レストランもキャパシティの25%以下に絞る。その他細々とした条件あり
- 映画館もキャパシティの25%以下に絞る
- ショッピングモールもキャパシティの25%以下に絞る
- 美術館や、図書館などもキャパシティの25%以下に絞る。ただし、プライベートなものは政府の許可が必要
- 影響の少ない群では50%で営業できる
- 個人で一人だけでサービスを提供しているビジネス
- ゴルフコース
- 地方自治体の業務
と言ったことのようです。
例えば、映画館とかショッピングモールを今開ける必要があるのか?とか、色々と意見はあるようですが、開くものは開きます。少しずつですが、経済は再開します。この先、感染が押さえ込まれているようであれば、対象やキャパシティなどを緩和して行き、徐々に普通に戻っていくものと思われます。
ただし、当初大統領がどの程度を念頭に言っていたかはわかりませんが、6月から以前のような形で完全に経済を再開するのはかなり難しい状況と考えれらます。これは、検疫期間を14日確保することを前提とすると、なんらかの緩和策を取った後はその状況を少なくとお2週間維持して、感染者数の推移などを観察しなければならないと考えられるからです。
この先の世の中はどうなるのか
都市というのは、利便性の高い、人の集まるところの土地が高くなるようですが、日本ではこの流れが変わりそうだなと予想しています。「家から出られない」がそのうち、「本当に家から出る必要がないに」変わり、人々の居住地の選択の基準が利便性から住環境に変わっていくと予想されるためです。
一方で、ここTexasではもともとWFHが可能な環境にあり、企業も都心部だけでなく、州のいろいろなところに分散しています。土地も余っており、もともと公共交通機関も日本のそれと比べたらはるかに控えめで、通勤も車なので一部のごく限られた地域を除いて、場所がどうこうと言う話はなさそうです。
そう思うと、Texasでの生活は対面でのサービスが少なくなることは容易に想像されますが、生活や経済自体が大きく変わることはないかもしれません。この先も要チェックではあります。
まとめ
- 5/1から経済を再開させるその内容に関して、Gov Abbottの指示から確認しました
- 今後経済がどのようになるのか、日本とTexasの比較から想像してみました