ダラスで投資家デビュー 〜後編〜

前回までのあらすじ


  • 前編では私の投資のスタンスおよび、アメリカでの証券会社の選択までの道のりを振り返りました。
  • 後編では、口座開設から実際の買い付けまでいこうと思います。

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ダラスで投資家デビュー 〜前編〜

はじめに


投資をするのか、しないのか?もしくは、始めるのか、始めないのか?の決断は投資をしたことがない人にとってはとてもハードルが高いことのように捉えられるようです。私自身、証券会社に口座を開設して投資を始めたのは修士課程1年の時なので、およそ15年ぐらい前で、当時は三菱自動車が大コケしていたり、世の中はLiveDoorでわいわいしている時でした。この時、三菱自動車に関しては、儲けを出して、LiveDoorに関しては紙切れにしてしまいました。 Continue reading “ダラスで投資家デビュー 〜前編〜”

Apartment探し 〜後編〜

前回までのあらすじ


  • 私がDallasに着いてからApartmentに入居するまでの経緯を振り返りながらまとめています
  • 前回は物件の探し方まで振り返りましたので、今回は内覧の手配から入居までを振り返ります

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Apartment探し 〜前編〜

はじめに


Lausanneに続いてDallasで人生2度目の海外生活をはじめました。海外生活も2度目となればもう慣れたものであり、万事滞りなく進むと思っていました。もちろん、大きなトラブルは無かったものの、いくつかの細々としたことはあったので、改めてここでまとめておきます。また、日本での物件探しとの違いなども整理してみようと思います。

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Dallasで外国人として生きる

社命により2018年8月からDallasに赴任しました。期限(明確には言われていませんが・・・)があり、普段とは違う生活をするときはなんとなく記録をつけたくなるので、今回もその一環として、ダラスでの生活、主に日常生活、子育の事(まだ会ったことないけど)、投資活動などに関して書こうと思います。 Continue reading “Dallasで外国人として生きる”

Sailing体験からのリーダーシップ

9/29-10/2にかけて、イタリアのPortfinoという港町で、SDA Bocconiというイタリアのビジネススクール主催、RolexスポンサーのConference & Regatta Competitionに参加して来ました。参加自体は、6月か7月ぐらいには決めていたので、そこから準備をする時間は十分にあったものの、旅行したり、まだ時間あるからいいだろ〜とかいつもの感じで過ごしていたら、結局練習をする時間がなくなり、ぶっつけ本番で臨むことになりました。

個人的な理解では、Sailingはスッキッパーの指示のもと、各ポジションにつく個人が全力で自分の仕事を行うことで、ボート全体としてもっとも効率的で確からしいルートを進み、他のボートよりも早く目的地へつくための、総合力を問われるゲームだと感じました。チームIMDは経験者2人(スキッパー)と初心者6人のほぼ初心者チームでかつ、国籍もメキシコx2、ブラジルx2、ロシアx1、スイスジャパンx1、ポルトガルx1、日本x1の多少ラテン系に寄りつつも基本的にはバラバラの混成チームでした。

コミュニケーション言語は基本英語なのですが、海の上なので人命に関わる事故が起こる可能性があることと、競技なのでかなり熱くなってしまうことがあるということで、時にローカル言語(主にスペイン語)が飛び交うこともしばしばありました。

この、クラスメートと一緒にSailingでしかもCompetitionに参加するという経験は、私に自己を振り返る新しい視点をもたらしてくれました。一つ目は、普段はあまり熱くなりすぎないように意識しているのですが、やはり競技スポーツという点と命の危険が隣り合う状況で甘えは許されないという点が、私の普段は人に見せない「熱く厳しい」部分を前面に押し出した点です。これには同じボートに乗っていたブラジル人もびっくりしたようで、「タカシがそんなに競技に入れ込む人間だとは知らなかったし、それに関しては本当に尊敬する」と行っていた程でした。二点目は、改めてリーダーとリーダーシップの違いを体感したことです。IMDに入ってから、リーダーシップとリーダーの違いに関して、コーチからアドバイスをもらったことがありました。簡単にいうと、リーダーは役割の事で、リーダーシップは自分のタスクを責任持ってゴリゴリ進めるためのもの。

今回のレガッタでは、リーダーは紛れも無くスキッパーだと思いますが、その他のメンバーもそれぞれ責任を持ってそれぞれの仕事にあたり、確実に行うためにリーダーシップを発揮する必要があるりました。そのためには、自分のタスクが全体においてどういう位置付けで、なぜそれをやる必要があり、うまくいかないとどうなるのか?など、色々と納得した上で、全力でタスクを進める。各タスクは連動しているため、周りとコミュニケーションを取りながら確実に進めないと、後続のタスクが遅れ、最終的にはボートが予定通りの航路で進めなくなるなど大きな問題に発展します。

あれっ、これってなんだか普段のプロジェクトマネージメントにそっくり。

今回のSailingでは素人ながらも、自分が問題でボートの進行を妨げるような事態には至らなかったものの、例えば自分のタスクがしっかりと理解できていなかったり、理解できていてもそれを体を使って表現できるだけ習熟していなかったりと、いくつか問題が発生しうるポイントは予測ができ、それらを確実に消化して本番に臨む、消化できなかった場合はできるまで周りを巻き込みながら消化する、ことがリーダーシップなんだなと改めて考えさせられました。

日本語は場の言語である

これは常々思っていたことなのですが、スイスに来て日常的に英語を話し、日本語を理解しない人たちに「これって日本語で何ていうの?」って言われた時に「的確な説明」をできないことが多く、やっぱりそうだよなと改めて思ったことなので一つの気づきとして書いておこうと思います。

「場の言語」という言葉をグーグルで検索すると「場の言語学」というワードがよく引っかかります。これは何かというと、物理学で言うところの「場の理論」例えば、重力場とか電磁場とかの様に「物体」とそれを取り囲む「環境」によって物体の挙動が規定されるという話を言語学にも応用している方々の研究成果だったりする様です。双方の専門家の方からしたら何と安直な説明なんだとお叱りを受けそうですが、私の理解もそんなもんなので流します。

で、この「場の言語学」が言うには、

欧米のポライトネスの考え方では、日本の敬語や待遇表現を理解することはで
きず、これと異なる「わきまえ」(井出
2006)という考え方が必要であることが明らかにさ
れてきた。その背景には、日本の文化の基底にある「場」を重視する考え方(城戸
2003
清水
2003
)があり、その場というものが日本語の文法や談話の構造に大きな影響を与えていると考えられる。場があることにより、状況やコンテクストに依存しなくても、主語を明示しないまま意思疎通に支障がないため、日常的に主語のない談話が交わされる。(出典:http://homepage2.nifty.com/jcla/japanese/2013/ws2013/ws1.pdf


ということらしいです。


私の着眼点とは微妙にずれていますが、概ね守備範囲は重なっていると思います。彼らは、「日常的に主語の無い談話」が交わされる理由は「場」があるためと主張しています。私の意図する日本語の「場の言語」性は「日本語において主語と述語を決めるのはその会話が行なわれている状況」であるということです。つまり、友人と話すときは「あれは俺が片付けておいたよ」という一方で、目上の人と話すときは、「あちらは私が片付けておきました」とか言います。会話をする二人の話者の立場が同じ場合、もしくは自分の方が目上の場合、一人称として「俺」を使うことができますが、目上の人と話している際に一人称で「俺」を使う人はいません。同じ様に「片付ける」という動詞をどう変化させるかも状況によります。この、主語及び述語を決定する状況を「場」と呼び、私は「日本語は場の言語である」と考えています。


例えば最近私がよく話す英語では、一人称は単数なら必ずIです。どんな時でも単数ならIです。二人称はyouです。ご想像に難く無いと思いますが、ここで一つ問題が発生します。クラスメートに「Iって日本語で何ていうの?」って聞かれた場合に何て答えましょうか?無難なのは「私」ですね。概して丁寧であることを嫌う人はいないので、誰に対しても目上でも目下でも「私」を使っている限りは問題は発生しませんね。実際に女性は誰に対しても「私」を使いますし。次に無難なのは「僕」ですかね。ビジネスシーンではちょっと問題ありですが、日常生活では特に不便は無いですね。なので、とりあえず「私」って教えておけば問題無いのは無いのですが、でもそれじゃ日本語っぽく無いというか、教える側として不誠実な気がしちゃって、どうも割り切れないでいます。主語だけでも無数にあるというのに、さらに述語もとなってしまったらもはや教える気も失せます・・・。


と思うと、英語は何て経済的な言語なんだろうとも思います。誰と話す時でも私はIで、あなたはYouです。IMDでは教授もFirstNameで呼ぶので、プログラムダイレクターやゲストスピーカーとして招かれたどっかのCxOですらFirstNameで呼んでしまいます。とてもシンプルですが最初はちょっと抵抗ありました。まぁ、最初だけですけどね。


さて、この難解な「場の言語」たる日本語ですが、一対一で話をしているケースでは「場」が変わることもなく、一度認識してしまえばその場に沿った言葉を使えば良いのでもしかしたらうまく話せるかもしれません、しかし、会話というものは往々にして三人以上の複数人で行うことが多く、その際は自分とその他のメンバー個々人との関係性を考察し、適切な言葉を選ばなければならず、これはもはやネイティブのみぞ達成できる達人の境地なのかもしれません。否、ネイティブですら正しく日本語を操れていないことの方が多いのかもしれません。プライベートであれば、どちらかに寄せ切ることで違和感を取り除くことも可能かもしれませんが、ビジネスシーンで自分が丁度ヒエラルキーの真ん中あたりにいた場合、話す相手によって言葉を変えて・・・。考えただけでも頭が痛くなります。故に、会ったことはありませんが、ビジネスシーンで自分がヒエラルキーのど真ん中にいる状況で見事に日本語を操れるノンネイティブは尊敬して止みませんし、ただ流暢に日本語を話せるノンネイティブの方に会うだけでも相当な勢いで尊敬してしまします。


だいぶ話が逸れてしまいましたが、結局のところ日本語は話をする状況(主には誰とどこで)に依って同じ意味でも選ぶ言葉が変わり、それを規定する状況のことを私は「場」と呼び、それにより言葉が規定されるため、「日本語は場の言語」であると考えます。





IMDでの出来事(29週目〜36週目)

特段忙しかったわけでは無いのですが、どうも更新をサボってしまいがちです。多分、忙しくなくなったってことが、逆に緊張感を無くさせて更新する気を削いでいるのでは無いかと思います。前回更新が7月末だったので、今回はそれ以降の8月初旬〜9月中旬のお話です。

8月一週目までは、Company Engagement Projectという名の下、短期間のインターンをする機会が設けられました。クラスメートの殆どは私費で参加している為にこのCEPで良い結果を残せれば、将来のジョブオファーにつながるかもしれないということもあり、みんな結構真剣に受け入れ先を探していました。社費できている自分は会社の都合でインターンをすることができない為、Individual Projectという名の下に、自社が中期経営計画に沿って本気で海外売り上げを上げるにはどの様なオプションがあるかということを考察しました。

最初はあまり乗り気ではなかったのですが、CEPの期間中電車で2週間ほど欧州旅行をしている間に、「オープンな引きこもり」をする機会を得たのでその際に移動と合わせて気合を入れて頭の中でIndividual Projectの骨格を作り上げて、帰ってきてからレポートにまとめるといういいんだか悪いんだか何とも言えないことをしてきました。レポートの内容は9月に入ってからIndustory Panelという名の下、IMDの卒業生でその筋の人にプレゼンをしてきました。私のプレゼンはとあるWebメディアのCEOが対象となりちょっと構えていたものの、思いのほかフランクな方で、とても気が合ったので個人的にこの人を自分のメンターとしようと思いました。お忙しい方なので、そんなに多くのコミュニケーションを取れるわけでは無いのですが、これからは自分のキャリアの判断に悩んだタイミングで意見を仰ごうと思います。

8月後半はDiscovery Expeditionsという名の修学旅行へ行ってきました。私は幸運にももともと希望していたメキシコ・アメリカ組に割り振られて、人生初のメキシコ入国を果たしてきました。メキシコといえば、ちょっと前はネクストイレブンと言われていたのですが、実際はどうなんだろう?と興味がありました。実際に行ってみて、まずは人口の多さに驚きました。およそ1.2億人で日本のそれとほぼ同じです。一方で貧困率はおよそ60%と経済発展の恩恵を受けられていない人の多さにも驚かされました。それでも、メキシコの人口ピラミッドはまだ正三角形に近く、これから人口ボーナスの恩恵を受けられる可能性があると思うと、この先も順調に経済成長することで貧困の解消につなげて欲しいと思いました。

Discovery Expeditionsではちょっと心に残るシーンがありました。現地のNPOの方々と連携して、貧困層の方々が「人としての尊厳をもって生活する」ことができる様にということで、テトラパックで作った壁紙を彼らの住居の内側から貼り付けることで、酷暑厳冬にも耐えられる様にしてきました。自分たちがやったこと自体に文句は無いのですが、そのやり方と後始末にちょっと心が痛みました。
日本人だからなのか、個人的な感情なのかはわかりませんが、どうせやるなら綺麗に丁寧に住む人に喜んでもらえる様にしたかったのですが、活動の目的がそれを貼り終わらせることになってしまっていた点に不満を覚えました。また、もう一点は作業が終わった後にNPOの方々から頂いたペットボトル入りの水で手を洗うという行為を何とも思わずにやってしまうクラスメートを見て、さすがに我慢できずに一言物申してしまいました。そこに住む方々は1日1ドル以下で暮らしているという説明を聞いていたにもかかわらず、何でそんなことができるんだろう?と。まぁ、ここで英語で文句を言える様になっただけ留学の成果があったかなとも思ったのですが。

Discovery Expeditions後はリーダシップのクラスがあり、その後コーチとの1対1のミーティングを経て、先週始まったOn Campus Recruitingへとつながります。ここでは、キャリアフェアとジョブインタビューを一気にできるということもあり、クラスメートは気合の入り方が違います。一方で、その日のうちに結果が出るのでかなりナーバスになっていることも事実です。私は社費派遣のためにOCRには参加できないのですが、そうでなかったらかなりのストレスを感じていただろうと思います。

日本の免許を持っている人がスイスの免許を取得する方法

この件に関しては、先にスイスにいらっしゃった皆さんが色々と情報をアップしてくれていましたが、情報がまちまちだったりで結局のところどうなの?というのがわかりずらかったので、今後スイスにいらっしゃる方の参考になればということでここにまとめておきます。

スイスの免許は必要か

そもそも、スイスの免許を取得する必要があるのか?
スイスで運転手として働くわけでなく、滞在期間が1年以下なのであれば在スイス日本国大使館のページに記載の通り、日本の運転免許があればスイス国内で運転することができるので、必ずしも免許を取得する必要はありません。一方で、スイスで運転手として働く、もしくは、一年以上スイスに滞在する予定で、引き続きスイスで運転をしたい場合は必ずスイスの免許を取得しなければなりません。
海外で車を運転するときには国際免許が・・・という話もありますが、同じく記載の通り日本で発行できる国際免許は、スイスでは公式には免許としては認められないため、これを持っていても日本の免許なしでは運転することができません。じゃぁ、なぜそれを持って行くかというと、スイスの警察官が日本語を理解できるわけはなく、日本の免許を見せたところで、それが免許なのかどうかすら確認することができないため、翻訳の代わりに持っているといいよね。ってぐらいの話です。
じゃぁ、なぜわざわざ必要のない免許を取得するのか?という話ですが、これには幾つか理由があります。
  1. ヨーロッパ全域で運転できるようになる
  2. 生涯有効で更新不要
  3. IDに変わる身分証明書を得られる
  4. 単なるコレクション

等でしょうか。4は置いておいても、1〜3だけでも十分取得する価値があると個人的には思います。

スイスの免許をどうやって取得するか

では、実際にどう取得するかですが、大まかな流れは以下の通りです。
  1. 申請書を入手する
  2. 日本の免許の翻訳を作成する
  3. 視力検査をする
  4. 在住証明のサインをもらう
  5. 申請書を提出して免許を受領

各々、以下で説明していきます。

申請書を入手する

申請書はWEBでダウンロードできるという話なのですが、いかんせんフランス語でしか書いていないため、見つけるのは困難を極め結局諦めて現地にもらいに行きました。現地へは21番バスに乗り、Bossonsで下車し徒歩5分ぐらいです。

日本の免許の翻訳を作成する

これが少し混乱するポイントではあるのですが、免許の翻訳と日本で発行できる国際免許は別物です。免許の翻訳は居住地の近所の大使館もしくは領事事務所で依頼し、作成してもらいます。Lausanneの場合はGenevaに日本領事館があるので、そこで依頼して作成してもらいます。依頼してから1週間ほどで翻訳が出来上がり、受領時にCHF17支払います。翻訳の依頼に際しては、日本の免許証を預ける必要があります。

視力検査をする

街のメガネ屋さんで視力検査をして、あらかじめ取得しておいた申請書に結果を記載してもらいます。視力検査の方法は日本のそれとほぼ同じで、視力に応じたサイズの文字を読んだり、視野の広さを測ったりします。CHF20でした。

在住証明のサインをもらう

コミューン(いまだにこれが何なのかはわからないのですが引っ越したら最初に行くところです)へ行って、申請書の該当部分にサインをもらいます。おそらく、申請者が確実にその住所に居住していることを証明するためのサインなのだとは思いますが、これも確かCHF17ぐらい払ったと思いますが、こんなことに金取るなんて・・・。

申請書を提出して免許を受領

ここまでの事前準備を終えると、ようやく申請書を完成させられます。あとは、申請書内にある質問事項に一つ一つ答えていき、写真を貼ったら完成です。完成版の申請書、日本の免許及びその翻訳、IDを窓口で提出すればものの数分で完成した免許を受領できます。なお、運転できる自動車の重量がスイスと日本では異なるらしく、日本では確か8tだか幾らかまで運転できるはずなのですが、スイスではそれはプロフェッショナルなライセンスになるらしく、それも合わせて取得しようとすると、別途試験を受ける必要があるらしく、「どうする?」と聞かれたので、「めんどくさいのでいらない」と答えて、追加でその部分を省くみたいな宣誓書にサインして、無事に手続き完了しました。
費用は不明ですが、2、3日後に請求書が郵送されてくるらしいので、開けてみてからのお楽しみです。CHF45という噂を聞きましたが、実際どうなんでしょうか。。。

参考にした情報

Lausanneでできる料理 その2

Lausanneだけに限らないのですが、この辺(多分、スイスとドイツをはじめとしたその他欧州各国も含む)では、日本で簡単に買えるような、一口大に切られた鳥もも肉を簡単に買うことはできません。そもそも売ってないからです。ヘルシー志向という噂もありますが、鶏肉は圧倒的に胸肉が人気のようです。その他脂肪分の少なさそうなうさぎなども売っていますが、あのジューシーな鳥もも肉は簡単には手に入れられません。でも、鳥もも肉が好きで好きで仕方ない自分は試験も終わり、一息ついた6月についに一大決心をして、骨つきのもも肉(クリスマス会とかに出てきそうなあれ)を買い、自分の手で解体することにしました。

調べたところ、同じ悩みを持つ主婦の皆様(自分は主婦ではなく単なる学生ですが・・・)は欧州各国にいらっしゃるようで、程なく動画付きで丁寧に教えてくれるサイトにたどり着きました。たとえばこれとか、これとか。Lausanneは牛肉、豚肉が高く、今まではなかなか動物性蛋白質を摂取することが難しかったのですが、鳥もも肉は人気がないのか比較的安く買えます。これで、スーパーの安売りなどで幾つか仕入れて解体して、冷凍しておけばいつでもあのジューシーな鳥もも肉を食べることができます。もちろん、解体して残った骨は出汁をとるために余すところなく使っています。

日本がいかに便利な国か、骨身にしみて感じる一方で不便な環境に身を移すことで、得られる技術もあるんだなと改めて思います。