アメリカでの金融機関の使い分け

はじめに

私は結構ずぼらなほうなので、日々家計簿をつけてみたなことは性に合わず、月次でB/Lを作成し、結果資産が増えたの?減ったの?みたいなことしか確認していないという話を以前しました。

じゃぁ、アメリカに来てそれを具体的にどうやって実現しているのか?を記録しておきたいと思います。

銀行口座、証券口座、スプレッドシート

基本的に必要なのはこの3種類のツールでしょうか。説明するまでもありませんが、各々細かく見ていきましょう。

銀行口座

お金の出と入りを管理する門みたいな役割ですね。私の場合は、会社からの給料の振込口座がBank of AmericaのCheckings Accountなので、これをこのまま利用しています。ここから、投資資金、各種支払い(家賃、クレジットカード、光熱費、生活費など)を済ませています。私は普通預金の口座にキャッシュがあると気にせずに使ってしまうため、この口座は給料日寸前は0もしくは何ならマイナスになっています。オーバードラフトではなく、クレジットカードのBalanceとして持っているという話です

また、Bank of Americaの口座とは別に、生活防衛資金を入れておくSavings Accountを二つ持っています。これは、MarcusとMySavingsDirecです。どちらも当初口座を開設した時は、2%を超える利率を誇っていたのですが、最近はあまり面白くないですね。詳細はこちらに書いてあります。

証券口座

私はアメリカで二つの証券口座を利用しています。FirstradeとAcronです。口座を開く前にいろいろと比較したので、詳細はこちらをご覧ください。

Acronに関してはあまり触れたことが無いかもしれませんが、これは口座とクレジットカードなどを連携しておくことで、$1に満たない端数を入金元口座から引き落として細かい積み立てをしてくれる、そんなサービスです。積み立てた資金で購入する資産のポートフォリオは5つぐらいの中から個人の嗜好に合わせて選択するといった感じです。PassiveなのかAgressiveなのかぐらいの感じです。

Acronは手数料が$1かかるので、これを1%以内に収めるべく、Acronで$100/月の積み立ても行っています。完全に投資の本筋とは外れる遊びの領域ですね。

スプレッドシート

これらの情報をまとめて記録するのがスプレッドシートの役割です。もっとも有名なのはExcelですね。結局、入りと出を記録出来てビジュアル化できればなんでも良いので、ExcelでもGoogle Spread Sheetでもなんでもいいと思います。

スプレッドシートを使って家計管理を始めると参照して入力する項目が多くなるほどめんどくさくなるので、できるだけ口座数は減らしたほうが良いと思います。私は日本にも資産があるので、確認対象の銀行口座だけでも5,6個あるのですが、相当めんどくさいです。時差の関係でオンラインサービスが停止中のこともあり、何とも言えない気分になることもありますが、何とかここまではやれています。

理想は、銀行口座二つ(出入口と生活防衛資金)、証券口座二つ、クレジットカード2枚ぐらいかなと個人的には思います。

まとめ

  • これらをばばっとまとめてくれるサービスがアメリカにはありそうな気がしますが、あまり必要性を感じないので今はこの運用で十分成り立っています。
  • 何かを管理する際に大事な点は、管理対象を極力減らすことです。なので、口座数は増やしすぎず、できれば不要なものは閉じるぐらいの感じでスリム化を図ると良いと思います。

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