お金をどう使うか

はじめに

以前から、どこかのタイミングでまとめたいと思っていたことに「お金をどう使うか」と言うトピックがあります。今日はこれに関してまとめてみようと思います。

お金の使い方3種類

私は、お金の使い方を大きく3種類に分類して考えています。

  1. 投資
  2. 消費
  3. 浪費

この3種類です。各々少し深掘っていきます。

投資

私はこれを投資と呼びますが、多くの人はこれを貯蓄と読んでいることが多いと思います。投資はそれなりに長い時間をかけて、投下した資金以上のリターンを得るための活動と定義しています。つまり、私が趣味と言うかほぼライフワークとしてやっている株式投資や、留学するために投下した資金は全てこのカテゴリーに分類されます。一方で、あまり株式投資などの世の中で言う投資に興味がなく、貯蓄をひたすら繰り返している人がやっている預貯金などもこれに含めます。なので、基本的には期待値>1のお金の使い方です。

消費

これは生活のために必要最低限の便益を得るために使うお金のことを指します。例えば、日々食べるお米を買う、仕事および日常生活に必要となる衣服を買う。などなど。基本的には投入した資金に対して得られる便益が等しい場合のお金の使い方がこれになります。つまり、期待値=1です。

浪費

これは生活には必ずしも必要ではなく、単なる趣味のものとか、自分が本当にそれが必要かわからずに、人が良いといっていたから買うとかそういった類のものをここに分類します。この場合、投入した資金に対して得られる便益はそれを下回る可能性が高いので、期待値<1です。例えば、買ったは良いが使わなかった。とか、誰かが上がるといった仮想通貨が激下りしたとか。そういったケースです。

お金を使う順番

以前、会社の研修で講師がいっていた一言があまりにも真理をついていていまだに忘れられないのですが、

利益=売り上げーコスト

ではなく、

コスト=売り上げー利益

としないと利益を積み上げることは難しい。と言う話でした。
これを自分の家計の話に持ってくると以下のように読み替えることができます。

消費+浪費=収入ー投資

コスト=消費+浪費
売り上げ=収入
利益=投資

つまり、月の収入(ほとんどの場合がここはお給料ですね)から消費+浪費を抜いて余った分を投資(普通の人は貯蓄ですかね)に回すだと投資分はほとんど残らず、十分な資産を築くことはできないため、資産を築く(もっと言うとお金を貯める)ためには、月の収入から先に貯めたい分だけの金額を抜いて、残りのお金の範囲で消費+浪費を賄うと言うことです。

もちろん、就職当時の私はこんなアイデアもなかったのですが、なんとなく投資家デビューしていたこともあり、持株会に全力で拠出を開始しました。今でも継続していますが、いろいろな山谷を超えて、今では自分の累積拠出額の3倍程度の評価額になりました。これは持株会なので、いろいろなベネフィットがあってのことなのですが、株価が1/3以下にならない限り含み損を抱えることは無いと思うとかなり気が楽です。

何からはじめるか

私が受けてきた教育では本当に金融リテラシーを積み上げる機会に恵まれなかったのですが、多少の興味がいつの頃からか湧いてきたため独学でここまで来ることができました。そうでは無い人がいきなり投資を始めるのは高い真理的ハードルがあるかと思いますが、まずは給与天引きで財形貯蓄を始め、生活防衛資金を投資枠で用意し、その後投資枠で投資を始めるのが良いかなと思います。

まとめ

  • お金の使い方は人それぞれですが、考え方は限られています。「消費+浪費=収入ー投資」と考えないといつまで経ってもお金はたまりません。
  • 「消費+浪費=収入ー投資」を実現するのに一番簡単な方法は給与天引きです。天引き先が簡単には引き出せないものだと最強なので是非とも使ってみてください。

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