SendGridでメール連携完了

はじめに

どうにかしてこのBlogから自分あてにメールを送れないのか悩んだいたのですが、ついに解決しましたので、その方法をメモしておきます。最近こう言ったTechnical系の投稿が多いのは、それだけ一人の時間が多いからです。

実現したかったこと

思考の整理箱からメールを送ると言ってしまえばその一言で済んでしまうのですが、クラウドサービスとして提供されているサーバーは、色々な理由から悪用されることが多く、GCPのCompute Engineはそもそもサーバーからemailを送信できない様になっているとのことでした。

とは言っても、これだけ多くの人がGCPでWordpressを構築してサービスを提供している状況なので、何らかの方法はあるだろうと思っていました。

その中で、最初に目をつけたのはGCPなんだからGmailのAPIでした。同じGoogleのサービスだし、多少トラブっても何とかできるだろう。と思っていたのですが、どうしてもうまく行きませんでした。WordpressにWP Mail SMTPを入れてAPIの設定をしても、どうしてもURIが違うと言われ、Googleの認証で弾かれてしまいました。これはしばらく検証を続けたのですが、どうも理由が分からなかったので諦めました。

その他、SMTPの情報をWPに持たせてGmailを利用するという方法もあるのですが、こちらもうまく行きませんでした。私はただ、コメント欄に投稿があったときや、不審なログインを検知した時に特定のメールアドレスにメールを送付できる様にしたいだけだったのですが、これが思いの外手間取りました。

Sendgridに切り替える

そこで、Gmailとの連携を諦めて、SendGridを使うことにしました。SendGrid自体は使ったことのないサービスで、何をする為の物なのか全く知らなかったのですが、実際にサイトにいってみてみるとTwilioだということがわかりちょっと安心しました。

Twilioはちょっと面白いサービスを提供していて、マーケティング用途などでクライアントとのコミュニケーションとのハブになる様なサービスを提供しています。今回はこのTwilioのサービスの一つであるSendGridとWordpressを連携させました。

こちらのGoogleの公式手順の12に従い、SendGridのAPIキーを作成し、それをWP Mail SMTPの画面でSendGridを選択し、APIキーを貼り付ければ完了です。

こんな感じです。

SendGridを選んでメール連携

これだけで今までの苦労が嘘みたいな形で物事が動き出しちゃいました。世の中便利になった物です。もちろん、このSendGridも有料サービスと無料サービスがあり、一番の大きな違いは月あたりに送信できるメールの数でした。

その他詳細に関してはこちらをご覧ください。個人がWebsiteを運営するのにとりあえず始めるには十分だと思います。

https://sendgrid.com/pricing/

まとめ

  • 当初考えていた方式とは別の方式になりましたが、とりあえずメールを送信する環境を構築することができました
  • 世の中のスキルや技術がシェアされることで、素人でも色々なことができる世の中になってきています。

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