多少の個別株を持つのは、キャピタルやインカムを得るためではなく、世の中の動きを知るため

はじめに

以前、ARKKへの投資を決めたときに、個別株の投資による思いも掛けない効果に気がついたので、ここにメモしておこうと思います。

指数だけでは見えない世の中の動きを見る

常々書いている通り、私の投資戦略の中心はVYMとQQQです。アメリカにいる間中はひたすらこれに毎月一定額を積み立てることで、一定の金額を達成しようと考えています。

これまで2年半程度アメリカで投資をしてきましたが、その中で、もう少し配当金が欲しいなと思い、VYMに加えて、いわゆる高配当銘柄というものの割合を少しずつ増やしてきました。

本来であれば、ここまでで十分だったはずなのですが、コロナショックの後から多少真面目にTwitterを見る様になり、世の中ではIPO銘柄だったり、グロース銘柄を注視に漠益を上げている人がいるということを知り、なくなっても良い程度の金額で参戦しています。

当初は、より投機色の強い活動だったのですが、今年に入り、テクノロジーやグロース株が調整を迎える中で、指数は大きく変動しない状況を見るに、こういう使い方もあるのかと気づいたのが、資金の移動の可視化です。

年が明けていこう、コロナ後にイケイケだった銘柄の不調が目立っています。一方で、コロナ前後からボロクソに言われていたオールドエコノミーと言われる銘柄の検討が際立っています。

しばらく前までは、爆損モービルと言われていたXOMも、私に至っては入金のタイミングが良かったこともあり、むしろ爆益モービルになりました。タバコ株もしかりです。

一方で、ZMやAIなどグイグイ上げていた銘柄は停滞感が甚だしいです。

こういったことからも、マーケットにあるトータルの資金量は変わらなくても、その中で、資金が移動している状況が実感として得られます。

イケイケの銘柄が下がってきたのでやることは一つ

と言うわけで、今をときめいてきたイケイケの銘柄がだいぶ下がり、いろいろな人が売り出しているので、私の様な弱小なんちゃって投資家がやることはただ一つです。

その中から、より安い手数料で有望そうな銘柄を選んでくれる人を信じてお金を預けてみる。

これだけです。

ARK社は私にとって、この役割を果たしてくれるのではないかと勝手に思っています。最高で$159までいったARKKが今は$120程度です。短期の利鞘をとりにいった投資家はすでに振り落とされて、今いるのはもう少し長期で物を見ている投資家と、逃げ遅れた投資家かと思います。

まだまだ、多少の上下はあるかと思いますが、この先は安定的に上昇していってくれることを期待しています。

まとめ

  • ということで、インデックスを主軸として投資活動をしたとしても、世の中の動きを見るためには、個別株を持ってみると良いかもしれません
  • ARKKに関しては、中期目線でテック・グロース系に投資するためのおまとめETFとして使っていこうと思います

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