はじめに
7/31にQQQの配当が振り込まれました。QQQは知る人ぞ知る、米国株ETFの中でもNASDAQ 100に連動することを目指したETFです。この配当が振り込まれたので記録しておこうと思います。
2020/7/31の配当金
Nasdaqのサイトによれば、今回の配当金は$0.42426だったそうです。前回、4/30の配当金が$0.36269だったことを考えると、17%ぐらい増えています。GAFAの勢いがとどまるところを知らず、株価自体が非常に好調に伸びているのは周知の事実ですが、配当金まで伸びています。QQQ強すぎます。
QQQ配当の歴史
こんなことがあったので、QQQの配当の歴史を振り返ってみたくなり、Dividend.comで調べてみるとこんな感じになっていました。
Year | Calendar Year Payout | Calendar Year Payout Growth |
---|---|---|
2019 | $1.5816 | 12.546% |
2018 | $1.4053 | 7.985% |
2017 | $1.3014 | 3.838% |
2016 | $1.2533 | 13.461% |
2015 | $1.1046 | 2.297% |
2014 | $1.0798 | 20.909% |
2013 | $0.8930 | 8.539% |
2012 | $0.8228 | 77.891% |
2011 | $0.4625 | 28.253% |
2010 | $0.3606 | 70.769% |
2009 | $0.2112 | 52.521% |
2008 | $0.1385 | -3.134% |
2007 | $0.1429 | 7.725% |
2006 | $0.1327 | -2.333% |
2005 | $0.1359 | -64.113% |
2004 | $0.3786 | – |
すごいですね。こう見ると株価はおろか、配当まで恐ろしい勢いで伸びています。配当成長のボラティリティが高いのは事実ですが、それでも金融危機以降はマイナス成長になったことが無い様です。ここまで10年NASDAQ100の企業が成長し続けていたのでそりゃそうなのですが、これはこれですごいですね。
QQQは他の高配当ETFなどと比べると配当利回りも低いですし、最近では取引価格も高くなってしまい簡単には買い辛くなってきてしまいましたが、この配当成長を見ると将来的にはYoCで見ると相当コスパが高い投資対象になっているのではないかと思えてきました。VYMとQQQを中心に据える投資戦略はあながち間違いじゃ無いのかもしれません。
まとめ
- あまり意識せずに買い始めたQQQですが、配当成長やYoCという観点で見ると予想外に良い投資対象っぽいことがわかりました。
- これはここ10年がTech/Healthcareにとって恵まれた10年だったからということもあろうかとは思いますが、COVID-19の影響をもろともせず株価が伸びているところを見ると、この先も大きな成長が期待できるかもしれません。