Thought provoking な what questions

はじめに

コーチングのスキルにQuestioningというものがあります。要は、質問力です。このQuestioningは奥が深いなと最近思ったので、ここにメモしておきます。

Though Provokingというのは

コーチングセッションは、Thought Provokingなものである必要がありますが、このThought Provokingというのは一体なんのことでしょうか?

Merriam & Websterをここに貼っておきます。

https://www.merriam-webster.com/dictionary/provoke

日本語を当てると、呼び起こす、引き起こすそんな感じだと思います。なので、Thought Provokingというのは、質問を投げかけることで、相手の内側で考えを深めるきっかけをもたらすということかと思います。

このきっかけをもたらすのが、Questioningとなるので、Questioningにまつわるスキルは、コーチングのスキルにおいても最も根源的であり、重要なスキルと位置付けられています。

そして、このQuestioningで重要なのは、Open ended questionを投げかけることです。

いわゆる5W1Hで始まる問いを立てることで、クライアントが問題に対して考えを巡らせるきっかけを提供します。これが、Yes/Noで答えられる質問を投げかかけると、思考の幅が狭まってしまうので、もしDo you …/ Does it ….を言いそうになってしまったら、間をとって、それをWhat …./ How … に言い換えてから問いを投げかけなさい。と言われるほどです。

また、5W1Hでも、扱いを気をつけるべきものがあり、それがWhyです。

Whyは日本語にするともちろん、「何故・・・?」なのですが、この疑問詞は難しくて、これを聞かれると、答えを自分の中に求めがちになり、思考の幅が狭くなります。よって、英語ではこれを「What makes you …?」とか、「What makes it ..?」とかと聞きます。

これって、なかなかすごいなと思うのは、こう聞かれると、相手は問題を客観的に捉えることができる様になるということです。

「Why…?」だと、「あなたはなんでそれをしたの?」なのですが、これを「What makes you do that?」とすることで、「何があなたにそうさせたの?」という問いに変わり、「何か」が自分にそうさせた。という目線に話が変わり、クライアントも問いをより客観的に捉えられる様になります。

そうすると何が嬉しいかというと、クライアントは今までとは違った視点で問題を捉えられる様になり、問題に対する新たな気づきを得て、思考がより深まることが期待できる様になります。

この過程がまさにThough Provokingであり、Questioningなんだなと思います。

まとめ

  • Though Provokingという言葉と、それを実現するWhat questionに関して、感じていることをメモしておきました
  • コーチングを体験してみたいとか、興味がある方がいらっしゃいましたら、遠慮なくご連絡ください

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